戦闘狂と次期魔法帝

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ラックside

いや〜ほんとにすごいんだね〜。アスタ君の反魔法…!!

ラック「(さてと…。)」

さっきから感じてた…。この量の魔力は…。

ラック「(ふふっ…やっぱり居る…。ボクたちの他にも…!!)」

しかもヤミ団長が話してた別の団の魔導士の魔力じゃ無いような気がする。禍々しい魔力…。

ラック「(…でもっ!居るって分かったから!そうと決まればぁ…!)」

　 バッ

A「え?…きゃっ!!」

アスタ「ちょっと!?ラック先輩!?」

ラック「んー?急用ができちゃった〜!」

ラック「A借りるねー!」

困惑するAを抱え上げて、ボクはマナを辿りながら「誰か」の元に向かっていた。

Aside

あわわわわ…!これ…どういう状況!?

A「ラック!どこに行くの!?ダンジョン攻略は!?」

ラック「どこなのかは分からない♪でも、あの二人ならとりあえず大丈夫でしょ〜!」

はぁ!?もう意味分かんない!!

ラック「何か強いマナを感じたから!!」

A「私まで連れてこなくて良いじゃん!!てか降ろしてよっ//恥ずかしい…//。」

さっきからずっとお姫様抱っこされている。誰も居ないから良いものの!

ラック「えぇ?このスピードの状態でおとしちゃったら大変なことになっちゃうよぉ?だーかーらっ!」

A「…っ//!」

ラック「このまんまでいいの!!」(にこっ)

うっ…!その笑顔は反則っ…//。もうなにも言い返せないじゃん…//。

ラック「あっ!みーつけたっ!!」

　 ビュン!!

A「わぁっ!」

急にスピードが上がる。でもラックは私をしっかり抱きしめてくれていて、振り落とされることはなかった。

　 トンッ

地面に降り立った瞬間…

ラック「いっくよ〜!あはははっ♪」

　 バチッ バチッ

敵「ぐ…ぐわぁぁぁあぁぁ!!」

ほんっとに一瞬で、周りに居た魔導士達が倒れていく。

A「え…えげつな…。」((( ；ﾟДﾟ)))

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