文スト見てないんですけど【文豪ストレイドッグス】

ひゃくじゅうなな ページ23

__夢主side__


あれから、二人とも無事に帰ってきてくれた

良かった……

探偵社の皆、意外と鏡花ちゃんのことを受け入れてくれて本当に良かった

敦くんも怪我も治り、元気なってた

その後、探偵社みんなで鏡花ちゃんを可愛がっていた


敦「大丈夫なのかな……」


谷崎「やっぱり、まずいかな？」


A「いや、大丈夫っしょ」


敦「みなさんが良くても、乱歩さんなんか、この手の規則は気にするんじゃ？」


まぁーね
でも、乱歩さんの件については大丈夫


谷崎「あぁ、それは大丈夫」


その時、勢いよくドアが開き、
紙袋を持った乱歩さんが帰ってくる


乱歩「ただいまぁ！」


乱歩「買ってきたよー！」


お？やっと乱歩さんが来たー！

乱歩さんは紙袋から駄菓子を出して、
いそいそと鏡花ちゃんに見せる


谷崎「乱歩さんが一番浮かれてるから」


私も以外と乱歩さんなら鏡花ちゃんのことを受け入れてくれなさそうと思ってたけど
全然、大丈夫で安心したわ


乱歩「これさっき話した練ると色が変わるお菓子、練っていいよ」


鏡花「……！」


初めて見るお菓子に、興味を示す鏡花ちゃん


乱歩「まずは袋を開けて容器に、二種類の粉を入れて水を少々」


A「このお菓子、凄いんだよ！鏡花ちゃん、見ててね！」


敦「小学生の、兄妹？」


A「で！ここからが大事！」


乱歩「ここで愛情をかけてねるねるするのが大事！はい、ねるねるねるねるねーるねる！」


A「ねるねるねるねるねーるねる！」


乱歩「よくかき混ぜたら、あら不思議！」


出来上がったお菓子に目をかがやかせる鏡花ちゃん

可愛いなぁ

私は付属のスプーンを取って、鏡花ちゃんへあーんする


A「はい、鏡花ちゃん あ〜ん♡」


乱歩「でも、食べるのは僕」


と、私が鏡花ちゃんにあげるはずだったお菓子は乱歩さんによって、一口で食べられる


鏡花「あ……」


ナオミ「もう、乱歩さんひどいですー！」


A「そうだそうだ！！せっかく私が鏡花ちゃんへあーんしてあげてたのに……！」


酷いぞ！乱歩さん！


ナオミ「それが大人のする事なんですかー？！もう……」


谷崎「大人げない……」


敦「まぁ、乱歩さんらしいですけど……」


食べ物の恨みは怖いぞ〜……

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