え……夢主って私じゃないの……？【2】

45話 ページ1

あの後、喉が乾いたので近くの自販機へ1人で来ていた


A「どれにしよっかな……？」


爽健○茶……
綾○……
伊右○門茶……
お○いお茶……

いろ○すとかヨー○リーナでもいいよな……


A「うーん……」


私が悩んでいると、突然肩を叩かれる


A「……誰？」


振り返ると


虎杖「よっ！」ﾆｶｯ


手を挙げてニカッと笑顔を私に向ける虎杖

ん……？
私、今


虎杖と2人きりぃぃぃぃ？！
え、神様
ありがとうございます……


A「虎杖か……東堂先輩は？」


虎杖「あー……振り切った！一ノ瀬は飲み物でも買いに来たのか？」


A「ん、喉乾いてたし」


虎杖「じゃあ、俺もなんか買おっかなぁ〜」


どれにしようかなと考える虎杖


虎杖「あ、ちなみに俺ヨー○リーナめっちゃ好き おすすめ」


虎杖「お茶なら爽健○茶派」


虎杖がそう言うなら買おっかな……？
いや、ここはあえて……


A「選ばれたのは綾○でした」


虎杖「取り残された爽健○茶」


虎杖、ノリ良すぎて草


.


あの後、結局虎杖はヨー○リーナを買って
近くの座れそうなところに腰を下ろし
2人で話していた

“2人”でよ？！
ニヤケないように頑張ってる私を誰か褒めて欲しい……


虎杖「にしても、一ノ瀬」


虎杖「本当に怪我大丈夫なのか？」


A「家入さんからは命には別状ないって言われた」


A「でも、少しの間は貧血気味になるかも」


A「あの時、もし虎杖と東堂先輩が少しでも来るのが遅かったら危なかったかもってさ」


虎杖「そっか……」


A「ありがと……」


虎杖「どういたしまして！」


嬉しそうな顔でそう言う虎杖

マジ天使←


A「……」


虎杖「……」


き、気まず……

私、普段からあんまり人と喋んないのもあるけど
相手が推しだから余計に緊張して喋れない……！

どうしよう……


とりあえず、何か話題を……！
じゃないと、もう2人きりになれることなんて無いかもしれない……！

頑張れ、私！
長女だから頑張れ！(謎に炭○郎感)


A「……えと」

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