え……夢主って私じゃないの……？【2】

85話 ページ49

A「ナナミンさんのことは虎杖から聞いてます」


嘘だけど←


七海「あぁ、あなたも術師の方なんですか？」


A「はい、高専1年の一ノ瀬Aです」


七海「あなたが一ノ瀬さんでしたか……私も虎杖くんから色々聞いてます」


え、ちょ
虎杖？！
私の事、ナナミンに教えてたの？！
色んな意味で泣きそう(謎)


A「どんな感じで言っていましたか？」


七海「冷静で真面目な方と」


おっふ……虎杖さん(ある超能力アニメ風)
いいこと言ってくれじゃありませんか……？


A「ナナミンさんは、優しくて強い方だと聞いてます」


七海「そうでしたか……」


A「でも、本当に優しい方ですね」


A「だって、私にカスクートを譲ってくれましたし！」


七海「そんなことだけで優しいと言えるんですか？」


A「言えます」ｷｯﾊﾟﾘ


私だったら、譲らないし


と、ナナミンから笑い声が聞こえる


七海「すみません……一ノ瀬さんって面白い方なんですね」


え、そう？
褒めてもプリンしか出ねぇぞ


A「というか、私の事は下の名前で呼んでください」


七海「では、Aさんと呼ばせていただきますね」


よっしゃ！
ありがと、ナナミン！


.


しばらく喋り歩くと、ナナミンが言う


七海「あ、私はこちらですので……」


至福の時間が……


A「では、また」


七海「はい」


私はナナミンに頭を下げる


……わぁぁぁ！！！
ナナミンと仲良くなれた？！
やばくね？！
喋れたで！


ナナミンとの会話の余韻に浸りながら、私はルンルン気分で高専へ帰った





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ナナミンをやっと出せた！
でも、雰囲気分からん！(にわかですみません……)
これで合ってる？！

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