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次の日もその次の日も、染岡のシュート技を作る練習は続く。二日経つ頃には、必殺技のオーラが初日の倍ほどにまで膨れ上がっていた。
「よし、いいぞ染岡! もう一回やってみようぜ!」
「おう!」
「これはそろそろいけそう」
「分かるんですか? 先輩」
「なんとなくね。オーラが強くなってるから、そろそろドラゴンが出るんじゃないかな」
「ドラゴンですか! 染岡先輩らしいですね!」
数日前の円堂との語らいにより、染岡は意識し過ぎていた豪炎寺のサッカーを脳内から振り払った。自分のサッカーを信じ、自分らしいサッカーをすると決意した染岡は、彼の名にもある
ボールが再び染岡に回り、シュート体勢になった。今までで一番眩いオーラを放ち、彼の背後に青いドラゴンが現れた。
「やった!」
ドラゴンの咆哮と共に放たれたシュートの勢いに円堂は対応出来ず、ゴールに突き刺さる。Aは思わず立ち上がってガッツポーズをした。他のサッカー部員は、今までのシュートとは桁違いの威力だった先程の必殺技に驚愕している。
興奮した様子の円堂が染岡に駆け寄った。
「染岡! すっげぇシュートだったな!」
「これだ……これが俺のシュートだ!」
「ああ、やったな!」
仲間に囲まれている染岡が、Aの方を一瞥して親指を立てる。達成感と高揚感が溢れる表情にたまらない気持ちになって、彼女もまた満面の笑みで同じ仕草を返した。
次の試合までに必殺技を作る。彼は彼自身の誇りにかけて、本当にやり遂げてみせたのだ。
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おひめ(プロフ) - マナさん» こんばんは。ご質問どうぞ( ⑅ᴗ͈ ᴗ͈)♡ (2022年8月5日 20時) (レス) id: 955601ba91 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 質問よろしいですか!? (2022年8月5日 18時) (レス) @page21 id: 0955411d0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おひめ | 作成日時:2022年7月28日 19時