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21. ページ29





A「ん…あ」


終えたあと、あのままベッドの上で寝てしまっていた。枕の横にあるスマホを取って時間を確認すると、


A「16時……」


私達真昼間から何やってんの…………てか今日めっちゃ寝てる……


う「お、起きた」


A「…うん、起きた」


う「身体大丈夫?」


A「…」


昨日から無理を強いた身体…特に股関節と腰が限界を向かえ、少し力を入れるだけで痛い。


う「…そんな睨むな、俺もお前も同罪だろ。」


A「…私何もしてないもん」


う「誘ったのはおまえだからな」


A「…誘ってない」


う「はいはい、わかりましたよ…起きれる?」


A「…ううん」


う「じゃあ、力抜いとけ、ソファまで連れて行く」


A「いや、いいよ!」


う「…なら、ずっとベッドにいんの?」


A「ゔ……でも、重いよ?」


う「…重くねーって。さっきもA抱っこしたろ」


A「…そうだっけ」


う「はい、ということで運びまーす」


A「え、ちょ、まって渉ほんとにいいから………」


突然口を塞がれる。目の前に渉の顔があるから、キスされてるんだな、と自覚する。


う「……うるさい、身体だるいなら大人しく甘えとけ」


A「……うん」


そっと膝下と背中に手が回されて、ふっ、と身体が浮く。


A「ありがとう」


う「いーえ」


う「っよ…と。…お前、全然重くないから。ちゃんと食べてる?ってか自炊してるか?」


A「…してない」


う「いつもならそこで突っかかってくるとこじゃん、どうした?」


A「いや、別に…………否めないな、って」


う「でもまあ、帰ってきて作るのって疲れるよな、俺も言うてしないし」


A「まあ、渉は男子だからねぇ、しなくてもいいでしょ」


う「あ、そういう問題?」


ゆっくりとソファに降ろされる。渉に触れていたところがひんやりとして、少し寂しい。


う「……2回はさすがにキツイよな…ごめん」


A「ううん、大丈夫」


う「なんか、長かったな、2日間」


A「そうだね、誰かさんのせいで」


う「…ごめんって」


そう言いながら私の座っているソファの隣にぼすん、と座る。


う「はぁー……帰りたくねぇ……Aの家居心地よすぎ」


A「そうかな?狭くない?」


私の家にいる分には別にいいのだが、もう明日からお互い大学が始まってしまう。

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ちょこ - 終わってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます! (2021年10月13日 22時) (レス) @page38 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
蝶朱(プロフ) - 千衣さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年5月25日 19時) (レス) id: 454b44bd04 (このIDを非表示/違反報告)
千衣(プロフ) - 蝶朱さん更新楽しみに待ってまーす! (2020年5月25日 18時) (レス) id: 831be97d67 (このIDを非表示/違反報告)
蝶朱(プロフ) - 紅葉さん» ありがとうございます!私も何とかウイルスのせいで休校です笑 そんな風に言ってもらえて嬉しいです!更新頑張ります! (2020年3月3日 16時) (レス) id: 454b44bd04 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - んんん尊いッ 何とかウイルスのせいで!コロナ何とかのせいで!←学校がないから…こういう小説読めるのが1番の幸せです…マジで作者さん生まれてきてくれてありがとうございます← そして更新ファイトです! (2020年3月3日 0時) (レス) id: 9cddad8678 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蝶朱 | 作成日時:2019年11月18日 16時

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