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7ノ唄「哀愁を奏でる」 ページ9

メレメレの花園に行こうと
ハウオリシティの外れへと
足を進めていた時、
ケンタロスがその道を通せん坊をしていた。
何でも、かなり興奮してる状態だったらしくて
島キングのハラさんがなだめようと
していたところだったらしい。
でも、これもどういうわけなのか、
たまたま通りかかった私を見て
なぜか急に大人しくなった。
「おお、ケンタロスが大人しくなりましたぞ!」
ハラさんはそう言うけど、
でもやっぱり落ち着かないらしい。
どこかソワソワしてる気がする。
目もどこかキョロキョロと泳いでいるみたいだし…
(それなら、楽しい曲を奏でてあげようかな?)
私はケンタロスを落ち着かせるため、
当主達財閥が開発した某猫型ロボットの
何とかポケットを完全に再現したという
ウエストバッグから、ステンドグラスで作られた
色鮮やかなオカリナを出して、ケンタロスを
驚かさないように静かに吹いた。

〜〜〜♪〜〜〜♬〜〜〜♩〜〜〜♫

風の中をまるで踊っているような
軽やかで楽しい音色の筈なのに、
どこか哀愁が漂っている気がする。
吹き方の問題かな…それとも気持ちの問題かな…
でも、私が吹き終わると、
どうやらケンタロスは完全に
大人しくなったみたいだった。
一応はまぁ、結果オーライだね。
ピー ピッ
『落ち着いた、ケンタロス?』
笛の音を通してそう質問しながら
ケンタロスの頭を優しく撫でると、
とても嬉しそうに鳴いた。
良かった、落ち着いたようで何よりだよ。
「アイのおかげでケンタロスも
 嬉しそうにしておりますな!」
“そんな事はありませんよ。
でも、ケンタロスが落ち着いて何よりです”
結局ケンタロスが何に対して興奮してたのか、
私には全く分からない。
でも、急に大人しくなったのは、
普通の“人間”なら可笑しいと思うでしょうね。
私はそうじゃないけど、ね。
きっとケンタロスは、
私が何者なのかを本能で分かったんだと思う。
だって私の遠い遠い先祖は…、いや、
長くなりそうだからやっぱりやめよう。
兎に角、通れるようになったんだし、
気を取り直して、早速メレメレの花園に
歩いて行こうかな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

毎度お馴染みで文章が意味不明です…
そしてハラさんの口調がイマイチ掴めません…
アイがオカリナで奏でた曲は、
ゼルダの伝説夢見る島の「風のさかな」が
イメージになっています。
他にも何かの曲を奏でる際に、
イメージする曲名を書いちゃったりします。

8ノ唄「本社の人に怒られる」→←6ノ唄「一撃と寒い駄洒落」


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設定タグ:ポケモンSM , グラジオ , オリジナル設定   
作品ジャンル:恋愛
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時雨 - みづっら (2019年9月8日 17時) (レス) id: daad10c58f (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年6月24日 9時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
20298265488 - 空白があまりなく読みにくいです (2019年6月17日 1時) (レス) id: fcd789ed98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ampere | 作成日時:2018年10月22日 22時

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