１５ノ唄「アステリオスの正体」 ページ17
「行け、ズバット！」
グラジオはズバットを出してきた。
私はルディを…と思ったけど、
ボールから出す前にまた勝手に出てきた。
相性的には悪いけど、やる気満々なルディなら
多分大丈夫だと思う…
「わーケルディオだー！久しぶりー！」
「っ！？」
グラジオがルディを見て驚いてる。
まぁ勝手に出てきて、しかも他の地方の
伝説のポケモンなら尚更驚くよね…
いや、今はそれよりも……！
ピピーッ
『こら！また勝手に出てきて…』
アローラ地方に来てこれで二度目のルディの勝手。
流石に自分の手でルディを甘チョップをする。
ルディはしょんぼりしたけど、
こればかりは流石にルディの自業自得だからね。
…ってこのセリフ、前にも
アステリオスにも言った気がする。
「ケルディオだと…ッ！？
アイ、お前イッシュ地方の
伝説のポケモンを……！」
グラジオが何か言ってるけど、
"バトル中だよ”とメモを見せると
すぐそっちに集中させる。
部屋が空いていなかったら今晩野宿になるよ。(汗)
彼には悪いけど、早く終わらせよう。
時間を気にして焦る私はルディに指示を出した。
ピッ ピッピーッ
『ルディ、ハイドロポンプ！』
ルディは目にもとまらぬ速さで
相手のズバットにハイドロポンプを撃った。
これルディ、絶対容赦してない…
「避けろズバット！！」
グラジオのズバットは避けようとしたけど、
その前にルディのハイドロポンプが
一枚上手だった。というか速すぎて
完全に避けきれなかったみたい。
ズバットはその後、掠ったとはいえ
威力とかレベルとかの関係で即戦闘不能。
「アイ強ーい！」
「くっ！戻れズバット！！」
グラジオはズバットをボールに戻した。
…なんか気の毒な事をしたのかも。
でも正直時間が惜しい。
グラジオは次のポケモンを出してきた。
「行け、ヌル！」
グラジオが出してきたポケモンはタイプ：ヌル。
なんだ、《私達》の《他にも》居たんだ。
なら、その敬意として、
私もあの子を出してあげよう。
ピッピッピッ
『久しぶりの出番だよ、アステリオス！』
私が出したポケモンは……
充分にグラジオやハウ君を再度驚かせた。
「なにこれー！？」
「そのポケモン……！？アイ！
お前、そいつを何処で手に入れたっ！？」
グラジオが激しく動揺しているのが分かる。
無理もないよね。だって私が出したポケモンは…
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次回、アステリオスの正体が分かります。
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時雨 - みづっら (2019年9月8日 17時) (
レス) id: daad10c58f (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年6月24日 9時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
20298265488 - 空白があまりなく読みにくいです (2019年6月17日 1時) (レス) id: fcd789ed98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ampere | 作成日時：2018年10月22日 22時
