顔の良さなら負けない女2【ブルーロック】【呪術廻戦】

顔の良さなら負けない女52 ページ5

「ただいま帰りましたアンリさん！！絵心さん！！」




「おかえり、Aちゃん」




「おかえりなさい！！」




勢いよく扉を開けて二人に挨拶をすると、アンリさんの顔に疲れの色が見えた、…………なんか嫌な予感



迎えてくれたお二人にお土産を渡しながらも、
何か変わった事はないかと聞くと…




「そのことなんだケド……
……………あの子、凄いね」




あの子……？あの子って誰だ…？え？本当に誰？？

えーと…………あっ！！！桃井さんだ！！


色々あり過ぎて存在事忘れてたや()





「えっ、何かあったんですか？」




「仕事は駄目、サポートも駄目、その癖一丁前に選手には媚びる、はっきり言って邪魔邪魔、
だから今アンリちゃんが仕事してんの」




「えっ！？！！！？！！！！？！！！？アンリさんが！？！！！！！！！
それはダメです！！！直ぐに問題片付けて来ますので！！アンリさんも絵心さんも休んでおいてください！！！！

後でお茶いれて夕食も持ってきますんで！！すみません！行ってきます！！！」





アンリさんに仕事を任せるとはあのアマいい度胸してんじゃねぇか！！！！！！見ろ！こんなに疲れが出てる！！！

菓子の袋が大きく擦れる音を響かせながら直ぐに荷物を置くべく部屋へ走った




「……す、凄い早い…」




「あの子、いい子だよね
僕達に料理も作ってくれるしサポート完璧だし
アンリちゃんがマネージャーの仕事してるって聞いた時の反応、見物だったよ


あ、このお土産のお菓子オイシー」




＿＿＿＿＿＿





「ッシャア！！掃除掃除！！！」



「次は洗濯！！！」



「そしてまた掃除！！！」



アンリさんに仕事をさせていたという衝撃の事実を知らされ、桃井さんに対する怒りを燃料へと変えながら次々に家事をこなして行った


そうこうしている内に昼を昇ってしまったのか、青い監獄の人々が食堂へ来る




「(……………飯はいいや、カロ〇ーメイト食ってやり過ごせばギリギリいける…！！

んで選手達が使った部屋の点検と、後ドリンクの用意と、道具点検も、気合い入れればよゆーよゆー)」



皆に挨拶出来ないのは心痛むが、まあ明日すればいい話、今日は兎に角仕事仕事！

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