【あんさんぶるスターズ】五奇人の"六人目"です

十一話目 ページ14

2-A前

「やぁーっはろぉ？有栖川あんずちゃんは居るぅ？」

あんず「!!あ、はい………？」

バンッ、とドアを蹴り開け、あんずちゃんを呼ぶ。

スバル「A先輩だ。」

真「びっくりした………」

北斗「転校生、あの先輩は怒らせるなよ。後が凄いことになる。」

あんず「わかった…………」

ヒソヒソと話してる。……………俺そんなに短気じゃねぇぞ………？

__ガーデンテラス

「改めまして。俺は狂屋A。不思議の国所属。」

あんず「狂屋先輩ですか。お話は伺ってます。何でも革命の土台を築いた……

「………誰から聞いたの？」

え。」

「誰がそんな事を言ったの？って聞いたの。」

あんず「さ、朔間先輩から。」

「………………教えてやる。俺は革命の土台を築いちゃいない。



俺は。


俺らは、


革命の生贄だ。


そんな大層なことなんてしちゃいない。好き勝手やっただけだ。」

あんず「でも………」

「…………………………つまんないよ。お前。ま、プロデュース頑張りな。

不思議の国はプロデュース、要らないから。」

あんず「待ってください！私は………」

「………………………

何様のつもりだ。

……………。

要らない。tricksterだけに専念しろ。そう言ったんだ。」

それに。

「………俺には関わるな。


…………………………………もう………希望を見せるな。」

思った以上のくらい声で言い残して、俺は去った

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