食人鬼様が91人〜。 ページ13
「お帰り、Aちゃん。相変わらずの足の速さで。」
『あぁ、歌詞さん。あんなの…本気出してなんかないよ。次の種目は〜……』
「……いいね。本気出さなくても良い結果出せて((ﾎﾞｿｯ」
『え……なんて？』
「い、いやなんでもない！」
徒競走が終わって、自分の席に戻る。
僕の席は、何故か歌詞さんの隣で全然話しかけられても自然な距離。
でも、可笑しい。歌詞さんの様子が。
…勿論、僕が歌詞さんの小さな呟きを見逃すわけがなく。
全て聞こえてるんだが……。
歌詞さんも何か抱えてるのかな…？
色々試行錯誤して考えて見るも、頭が痛くなってきたため、考えるのをやめる
……とりあえず今は、体育祭だ。
「「続きまして第2種目、二人三脚です。参加の生徒は〜……」」
「あ、出番だ。行こうAちゃん。」
『え、待ってください。僕これ、参加希望出してませんよ。』
「もう僕が出しておいたから。」
いつも、歌詞さんに何をされてもそこまで怒ることはなかった。何でかは知らないけど。
でも、ここまで怒りが芽生えたことはあまりないぞ？僕(^言^)←
「あーだこーだ言わないで、早く行こう。」
『うえぇ！？！？』
『なんで歌詞さんと二人三脚なんて……』
「君しかいなかったんだ。まさか男とやる気にはなれないし。」
『歌詞さん女子苦手だろう。僕も女子なんですけど。』
「君は女子と見れないから不思議だよね。」
そう言って、僕の足と歌詞さんのくっそ細い足を手拭いを巻いて縛っていく。
隣を見ると、やる気満々な天月と96猫の姿が。
いや、天月に関しては目がギンギラギンになってる。いや、怖い見るな。
「あれ、天月くんも出るんだ。…て96ちゃんも？」
「あれ？Aと…歌詞さんだ。出るんだ。」
『僕が参加希望出したわけじゃないからな。……って僕ら1走目じゃん。』
「絶対負けない！！歌詞さんなんかにAをとられてたまるか！！」
『僕は君の何なの。』
「オンユアマーク、セット……」
パァン
その合図と共に、僕らは走り出した。
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氷華晶(プロフ) - ひかりさん» いっぱい話しかけて下さい(`・-・´)bｸﾞｯ私も仕掛けられたことないですね。仕掛けようと相手を呼ぶと逃げられるんですよ。素直に来ればいいものをｯ……！ (2016年5月18日 23時) (
レス) id: 1fd6300db2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 氷華晶さん» いっぱい話しかけて良いんですか！？3倍と言っても仕掛けられたことないんでやったことないですけどねw (2016年5月18日 20時) (レス) id: 01b8a3a7d7 (このIDを非表示/違反報告)
氷華晶(プロフ) - ひかりさん» そんなお堅くならなくても……気軽にコメントしても大丈夫ですよ！こんな作者に緊張なんかしたらいけませんよ！さ、3倍以上…流石です。私はいつも仕掛け仕掛けられるからなぁ……。 (2016年5月18日 19時) (レス) id: 1fd6300db2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 氷華晶さん» いつもコメント打ち込んでは投稿するのに緊張してできませんでしたww私やられてから3倍以上で返す主義です(^-^) (2016年5月17日 21時) (レス) id: 01b8a3a7d7 (このIDを非表示/違反報告)
氷華晶(プロフ) - ひかりさん» そうですよね。でも！！コメントをしてくれる自体嬉しいです！！多分、私なら呼ばれる前に呼んで殴りますねww (2016年5月17日 21時) (レス) id: 1fd6300db2 (このIDを非表示/違反報告)
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