包帯幹部に衝突したら懐かれたんだが【文スト】【黒の時代】

自殺読本　十五頁目 ページ18

Aside







織「…つまり、太宰とAが衝突して、太宰が土下座していたと」






『そう！私は悪くないのさっちゃん！』






おいそこのお前、責任なすりつけんなとか言うな






自覚してんだから←








太「先生っ、この度は誠に…」






そう言ってまた土下座しようとする幹部を急いで静止する






下級構成員に土下座する幹部って何？？








…あ、そういやこの人幹部だった








そうと決まればやることは決まり






彼の顔を両手でそっと包み込み、上に向ける






そして(自称)天使の微笑みを浮かべる






『どうかお気になさらないで、幹部様。前を見てない私も悪かったんですから』






おいそこのお前、手のひら返しとか言ってんじゃないぞ








幹部ですからね。後が怖い






だからそれとなく良い終わり方をしよう






ついでに媚も売っておこう








織「Aは悪くないんじゃなかったのか？」






おい天然






お前は少し黙ってろ








太「せ、先生！なんてお優しい…！」






待って、ちょろい






幹部ちょろい






この組織大丈夫？？








『幹部様もご多忙でしょう？しっかりおやすみになられて下さい』






そう行ってまた(自称)魅惑の笑みを浮かべる






よし、もうこの人に媚び売って一生楽に生きていこうかな










そうと決まればまずはパシられよう








『ご入用のものはございますか？』






太「え！？先生何を…」






戸惑う幹部






とても残虐な行為をしてきたとは思えない






まるでただの少年のよう








『お疲れだと思ったのですが…
お節介でしたか？』






ほらパシれ、私をパシれ！






栄光なる私の未来のために！！









太「えっと…あの、」






なんかもじもじしてる





「な、なんでもいいんですか、？」








…流石に18歳規制かかるやつは無理






でも、






『私にできることでしたら』






にっこり笑えば、ほら顔真っ赤









「じゃ、じゃあ！」






なんでも言って、あなたの欲






叶えられるかは知らんけど



















「＿＿＿名前で呼んでください！」



















『…ん？？』

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