いらない 知らない 求めてない！！【文スト】

第29話 ページ30

ハル「！？なんで！？」








ハルが驚いてるよ。
まぁそりゃあそうか。
私は幼稚園の時の太宰を庇ったた時にも同じ表情をされたなぁ。
でもね、悪いな太宰、レベルが違う！
ハルの生の顔まじで近くで見るとやばいよ。

あぁ！私は今ハルの半径1m以内の空気を吸っている！なんという幸せ！

神様！私を転生させてくれてありがとう！愛してるよ！


『・・・・おいてめぇら、』


でもね、ルナちゃん今めちゃくそキレてるよ。
こいつらハルの顔面国宝級キズもにしようとしたんだよ？許せると思う？

「なんだよてめぇ！いきなりでてきて！」


『女子の顔傷物にすんなこの坊主野郎ども！俺らヤンキーだぜぇ？かっこいいぜぇ？みたいな格好してんじゃねぇよ！

これっぽっちもかっこよくねぇしむしろ見ててこっちが大火傷だよこんちくしょう！！』


「あ”ぁん？てめぇ誰に向かって口聞いてんだよ！」

「お前はなにさまのつもりだぁ！」


はいその通りですね、でもね、
うるせぇよ、黙れよ。
今ハルの半径1m以内の空気吸い込むので忙しいから。

『弱いやつほど・・・よく群れる。』


１回言ってみたかった明言ランキング1位を言えましたありがとうございます。


『私が何様か・・・か・・・・




ふっふっふっ！聞かれたなら教えてやろう！私の名は星野ルナ！最近ちょっと両親が甘すぎて思春期に入れないのが悩みのピッチピチの16歳！

いいのかお前ら？あの！星野財閥の一人娘だぞぉ！おーほっほっほ！！！！！

』





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はいこれがコミュ障歴＝年齢の子の自己紹介だよ。ここテストに出るからね(白目)

もうダメだよ、ハルが呆気にとられちゃってる。
でもそんかとこもかわ(強制終了)

ちなみに私の足はガックガクに震えている。
なんならチビりそう。

え？お前幼稚園の時太宰助けた時震えなかったじゃん？

いや舐めんな高校生。
さっき食らったパンチバチくそ痛かったからね？いい物食ってるんだろうなぁって感じたよ！

怖いよ！
どうしよう！助けてお母さん！

ダメだった。
もしここでお母さんとお父さん呼んだら不良達が二度と光の下に出られなくなる。
ダメだ。ダメよルナ。

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