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第5話 おにく ページ6

「おや、蛞蝓が何私のAちゃんに絡んでいるのかな?」

「な゛、太宰?!」

『太宰さん......』


さあ始まりました!かつて黒社会最強と恐れられた双黒のお二人の負けられない戦い!


向かって右側、探偵社史上最高に性格が悪い太宰さん!

そして左側、いまだに中学生の平均身長が超えられない最小幹部の中也さん!

この戦いどちらが勝つのか.......












さて、私は結果を見届ける前に、大好きな山田のもとに帰ります。


ガシッ

『ひえっ、な、何でしょうか?』

「「.........」」


お二人とも無言で袖掴むのやめてもらえますかね?!?!?!

伸びちゃう!服が伸びちゃうでしょ!!


『あの〜......』


「別に太宰のAじゃないだろ」


「君には関係ないでしょう?」


「......手前ェに泣かされた女が何人いると思ってる」


「さあ?でも、今回は本気だよ」


「ハッ、信じられねぇな!もう少し信用できるやつになってから出直してこい」


「それは......残りの人生かけても無理そうだね」


ヤバい。
こういうのってカッコイイはずなのに、白けた目でしか見れない。
やっぱ、近くでこういう言い争いされても自分のことだって気付かない夢主って凄いわ。
意外ととんでもない病気にかかってる可能性があるな。

となると、耳鼻科と言わず今すぐ救急車で総合病院に行ったほうがいいんじゃ......


まあ、とにかく、私はそんな鈍感夢主を演じなければいけないわけだ!(涙目)


『あの!』

「ああ、放っておいてごめんね。全てはこの蛞蝓のせいだから」

「はあッ?!」

「で、どうしたんだい?」

『先程から、二人とも、なんでそんなに喧嘩してるんですか?』

「え、あぁ、それは......」

「俺達は会ったら喧嘩すんのが日常茶飯事だ。気にしなくていい」

『.......そうですか』


ああ、演じるのって難しい。
天国のお母さん(勝手に死なすな)、私は上手に生きれてるでしょうか。

これから大変なことになることをなんとなく予知しながら、家で山田と戯れる私であった。←終わり方わからんのよ

第6話 甘色→←第4話 甘色



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 文スト , 双黒   
作品ジャンル:ラブコメ
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おにく(プロフ) - 青鯖と蛞蝓さん» ありがとうございます!カッコいいですよね、太宰さん! (3月21日 10時) (レス) id: 87b40d126e (このIDを非表示/違反報告)
青鯖と蛞蝓 - めちゃくちゃ面白いです!太宰さん最高……… (3月20日 11時) (レス) @page27 id: 09bc7e3967 (このIDを非表示/違反報告)
おにく(プロフ) - 名無し60099号さん» ありがとうございます!そう言ってもらえるとやる気出ますね〜。今後もよろしくお願いします! (3月13日 15時) (レス) id: 87b40d126e (このIDを非表示/違反報告)
名無し60099号(プロフ) - いつもひっそりと見させていただいてます!最初から面白さ全開でいつも更新を心待ちにしています!!今回も最高に面白かったですwww (3月13日 8時) (レス) @page25 id: 64f76c54cb (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の壁(プロフ) - 甘色様さん» えぇ!?そうなんですか!?ありがとうございます……!お互い頑張りましょ! (2月26日 21時) (レス) id: 09395bcd27 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:甘宮様 x他1人 | 作成日時:2024年2月25日 19時

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