たった一日、なのにお前を… (ページ7)

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家を知らなかった俺はホテルに部屋を取った
そしたら、

哀翡
「ぅん、熱っ」

　ｵﾎﾞﾂｶﾅ
アイヒは覚束無い足取りでベッドのそばに行き服に手をかけていた。

ナッシュ
『バカか、アンタは！男がいる場所で服を脱ぐやつがあるか！』

哀翡
『ナッシュしゃんも一緒に寝ましょ？』

聞けよ！そして誘うな！
それでも本能には逆らえないわけで……

ナッシュ
『チッ、どうなっても知らねぇからな』

・

・

・

哀翡
「頭痛い…、ここ…」

ナッシュ
『起きたか。昨日の事覚えてるか？』

哀翡が起きるのと俺がシャワーから出てくるのが一緒だった。一応昨日の事を聞いてみたら、

哀翡
『お酒を飲み終わった辺りから余りから覚えていません』

そう言い終わってやっと自分が下着しか着ていない、そして身体中のキスマークに気が付いていることに気付いた

哀翡
「！…あ、え？」

哀翡は自分の身体と俺を交互に見た

ナッシュ
『……誘ったのはお前だからな。』

アイヒは罪悪感にとられた表情を見せた

哀翡
『すみません…』

ナッシュ
『安心しろ、マークだけだ』

哀翡
『それでも、ナッシュさんに失礼を……』

飲まなかったら、あんなアイヒは見れなかったからな。それに意外と楽しめた。

ナッシュ
『そんな顔暗い顔するな。笑え』

....沈黙が続く

ナッシュ
『帰るか』

哀翡
『あ…はい。』

・

・

俺とアイヒはそのまま別れた