たった一日、なのにお前を…

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機械音が騒々しい。ここはそういう所か。やっぱやめた。


ナッシュ
『……出る』

哀翡
『え、来たばかりですよ？』

ナッシュ
『……』


何も言えねぇ。


哀翡
『あ、なら静かな場所に行って、ゲームでもしませんか。』


手にはトランプが握られていた。ほぅ、いいだろう。


ナッシュ
『いいぜ。受けてたつ』


・

・


どこに行くかと思ったら、ゲームセンターの3階。カフェになっている所だがここではカードゲームやパソコンを扱っている人がいる。


哀翡
『何をしますか？』

ナッシュ
『何でもいい』

哀翡
『では、ポーカーで。勝った方は……その時考えましょう。』


よくカードを切って5枚のカードが俺の前に置かれた。そのカードを取った。


ナッシュ
『そっちからでいいぞ』

哀翡
『はい』





・




・





哀翡
『フラッシュです。』


スペードのフラッシュ(マークが5枚、同じ)か、なかなかいいじゃねぇか。だが…


ナッシュ
『フルハウス』


フルハウス(同じ数字が2枚と3枚)


哀翡
『負けました。』

ナッシュ
『なかなか面白かった。誰かとやってたのか？』

哀翡
『いいえ？やり方は知っていたので』


初めてかよ。


ナッシュ
『驚いた。やり込めばそれなりに強くなると思うぞ。』

哀翡
『ありがとうございます。あの、私、負けました。』


ああ、賭けか。…今日は彼奴等と行かなくても良いか ↑キャバクラ


ナッシュ
『夜まで付き合え』

哀翡
『判りました』

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