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哀翡
『止めてください!』


馬鹿が!何やってんだ!!

チッ、考えている暇なんてねぇな


出ようとした時

パァンッ!
突然、発砲音がなった

『黙ってろ』

一人が打った


ザワッ!


考えるより先に動いていた

一人が気づいた、
すかさず顎にストレートを入れる

それで後の3人も気付き銃口をこちらに向けた


哀翡
「っ!ナッシュさん!」


3人同時にアンクルブレイクを仕掛けた


『うぉ!!?』

頭の位置が低くなった奴等に蹴りを入れていった




いきなりの事に静まったフロア


ナッシュは4人を一瞥(イチベツ)し
哀翡の所に寄り

震えを隠そうとしている哀翡を抱きしめた


ナッシュ
『何してんだよ。』

哀翡
『あ、ごめんなさっ……』



ナッシュ
『我慢すんな』

哀翡
『ッ……ぅ、あぁ、』


哀翡は張っていた緊張が解け、涙を流した




抱きしめたとき、足に細かなガラスの破片が刺さっているのが見えた

目の前にあったランプが割れていた
それが飛び散ったんだろう



少したった後、少し寝とくように言った
哀翡は小さく頷き目を閉じた


近くにいたお嬢ちゃん
『お姉ちゃん、大丈夫?』

ナッシュ
『ああ、少し眠っているだけだ』

その母
『あの、すみません、彼女が庇ってくれて、
足の怪我……』

ナッシュ
『分かってます、こいつは自分より相手を優先させるから……。

出ましょう、外には警察がいますから事情の説明をお願いします。』




哀翡を横抱きし、先に立った

シャッターの閉まっているドアを一蹴りした



それに気づいた外の奴らが外から開けた




そこからは病院に行った

哀翡が目を覚ましたのは治療が終わってすぐだった


医師が言うには

傷は残らない

家の中を少し歩く位はいいが
長時間立つのは禁止

だそうだ





俺が沈めた4人は重い脳震盪だったそうで
次の日まで目を覚まさなかったらしい

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作者名:なななと | 作成日時:2017年8月10日 23時

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