たった一日、なのにお前を…

1 ページ2

たった2日だった日本滞在が一週間に延びた。
夜は時間が潰せるからいいが昼は殆どすることがない。シルバーみたいにずっと遊んでるということもなく、折角だから街を見てみようと思った。


アレン
『ナッシュ、どこ行くんだ？』

ナッシュ
『何処だろうな』

ニック
『ハハハ、なんだよそれ！』

ナッシュ
『シルバー、は今日も女遊びか。』


日本の女はUSAと違ってあまり積極性がねぇ
まぁどっちでもいいがな



・

・



ナッシュ
『はー、ここどこだ？』


俺としたことが……
適当に歩いていたら迷ってしまった
周りの奴らに聞くが「アイ キャント スピークイングリッシュ(私、英語話せません)」と断られた。馬鹿だと思ったよ、英語で"英語話せません"だとよ。


ドンッ

「きゃっ！」


チッ、ぶつかっただけで倒れるか普通


ナッシュ
『すみません。大丈夫ですか』

『大丈夫です』


ナッシュ
『英語、話せますか？』

『はい、話せます』


…地味だな。黒縁メガネで今時お下げか、服も。
ただ目が綺麗だと思った。こいつ、うまく使えるか？


ナッシュ
『これから時間ありますか？余り知らなくて困って……』


『…わかりました、実は私も時間をもて余していたところなんです。』



ハッ、ちょろいな。に、してもダセェな


ナッシュ
『俺はナッシュ』

哀翡
『私は 辻 哀翡です』

ナッシュ
『早速ですが、服の売ってある店ってどこですか？』

2→←＊注意＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す