2.バカ… ページ6
2人が会話している間に、だいぶ自己紹介が進んだ。
「そろそろ、行ってくる。」
倉持「おう!あんま、1年ビビらせんじゃねーよ。」
「それって、フリ?w」
倉持「ヒャハハ!好きな様に受けとれw」
「りょーかいwww」
笑いながらも、玲は片岡監督の隣に行った。
片岡「随分、楽しそうだな。」
「えぇ。倉持に「あんま、1年ビビらせんじゃねーよ。」っと言われたから「フリ?」って返したわw」
片岡「……程々にしとけよ。」
「はーい!」
最後の列になろうとしていた、その時……
?「あーー!コイツ、遅れたのに列に紛れこもうとしてるぞーー!」
急に大きな声が聞こえ、皆が列に向かって走っている1年生に目を向けた。
『……』
一瞬の沈黙を破ったのは片岡監督だった。
片岡「遅刻した上に、列に紛れこもうとするとはいい度胸だな、小僧。
練習終わるまで走っとけ!」
遅刻した1年生に片岡監督が言った。
「そこで、クスクス笑っているその子の同室の先輩2人と、1年を囮にして列に紛れ込んだバカも練習終わるまで走っとけ(黒笑」
増・倉・御「ヒィーー!」
4人が列から離れ、自己紹介を再開した。
走っているあの子を除いた1年全員が自己紹介が終わり、片岡監督の挨拶も終わった。
片岡「最後は、トレーナー兼マネージャーで、お前達と同じ寮に住んでいる先輩から一言。桜崎!」
「はい。
桜崎 玲です。主に、練習メニューや自主練を見てます。相談したい事があれば気楽に来て下さい。
それから___
ここまでは中学時代の栄光にいつまでも縋っている様じゃ、生き残る事が出来ない。
いつまでも中学生気分でいると……
痛い目見るわよ(殺気」
1年生『っ…はい!』
玲は、気づかぬうちに出ている殺気に気づいていなかった…
他の人は、その殺気で動けなくなっていた。
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作者名:月夜に輝くキミ。 | 作成日時:2019年5月19日 21時