2話 ページ3
今日はKnightsのプロデュースの日。
いつもはお兄ちゃんがセナハウスに連れていってくれるけど、今日はValkyrieのユニット練習があるから一緒に行けない。
『…こんにちは…』
お兄ちゃんが居るときのように、ドアをトントンと叩き中へ入る。
泉「A〜、時間通りだね〜」
ﾚｵ「ははっ！偉いぞ！！」
瀬名先輩とレオ先輩はいつものように褒めてくれる。
何もない、何をしていなくても頭撫でながら、偉い、良い子と撫でてくれる。
一緒にいてもなにもされないから落ち着く。
だが、私の幸せはここまでで終わる。
司「普通は5分、10分前に来るのが礼儀ですよ!これだからお姉様と比べられるんです!!」
『…ごめん、はやくくる…』
ﾚｵ「スオーは厳しいなぁ〜…」
泉「てか、アイツいつも遅れてきてるでしょ。」
あ「お、遅れました!!」
泉「ね?」
司「お姉様、こんにちは。何かあったのでしょうか？」
きっと私が足引っかけて転けたとか言われる…
なにもしてないのに、私になる…
ﾚｵ「…これできこえねぇだろ?」
『レオ先輩…』
耳を塞いで聞こえないようにしてくださった。
この手の温もりはいつも落ち着く。
司「…また貴女ですか…」
鳴「もぉ、人をいじめるのは関心しなわよ?」
いじめていない。あんずちゃんの嘘だ…違う。
ﾚｵ「Aは良い子だからな、そんなことしない。人を傷付けるような悪いやつじゃないからな。」
泉「いい加減、嘘つくのやめたらぁ？アホに見える。」
凛「てか、王様が居るとか珍しい…なにかあった?」
ﾚｵ「今日はAがプロデュースする日だろ?」
凛「あー…」
泉「Aの日だけ自棄に張り切ってるよね〜…」
ﾚｵ「妹みたいで可愛いだろ?」
他愛もない会話を口にしながらフワッと抱き締めてくる。
あ「私のときもやる気出してくださいよ…」
司「そうです!!」
鳴「探すの疲れるのよ〜？」
ﾚｵ「Aとあんずのプロデュースの仕方違うからな〜…俺は褒めよりアドバイスが欲しい。」
アドバイスしたつもりは無いですけど…
それに、伸び率からあんずちゃんの方が確実にのびる気が…
あ「アドバイスですか…?」
ﾚｵ「そう、アドバイス。改善した方が良いところをズバズバいって欲しい。」
あ「分かりました…」
返事をしたあと私を睨みスマホに一通のメールを送った。
続く (更新停止中)
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もにゃ。 - 初めましてー！もにゃ。です！次のお話楽しみすぎます！頑張ってください (2023年4月3日 9時) (
レス) @page3 id: f37909bd7f (このIDを非表示/違反報告)
音想(プロフ) - 初めまして！とても面白いです！！これからも頑張ってください！更新楽しみにしてます！お気に入り作者追加（？）失礼致します！ (2017年11月24日 8時) (レス) id: 2db3752fa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：或兎(あると) | 作成日時：2017年7月20日 4時
