▽ ページ36
Aside
… ああ 、またこの夢か …
幸せだ 。そう思うたびに見るようになった夢
真っ暗の道をひとり歩き続けている
突然 目の前にひとりの女の人が現れた
『 あの … 誰ですか 、』
いくら声を掛けてもこっちを向かない
怖くて 、怖くて
私は女の人と逆方向に走ろうとした
そしたら腕を掴まれて
ゆっくりと振り向かされた
そして決まってこう言うの
「今スグ家カラ出テ行ケ」
いやだ
離して
誰か助けて
どれだけ叫んでも誰も来ない
手を伸ばしても 、何も掴めない
？「 … っ！ 」
「Aっ！！」
誰かに名前を呼ばれている
… さっきの女の人？
いやだよ 、怖いよ 、
助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて
『ぃやだッ！』
？「A！」
『 おねがい 、さわらないで 、』
？「落ち着いて」
『 なにもしてない 、なにもしらない 、』
？「こっち向いて」
『 おねがいします 、なぐらないで 、』
？「おい 、A！」
『 たすけて 、こわいよ 、いやだ 、だれか 』
誰が私に声を掛けているのか
全くわからなくて
いやだ
その言葉しか出てこなかった
恐らくベッドであろう場所の
隅っこに毛布を頭から被って座った
考えないでおこう 。
何度そう思っても消える事のない悪夢
私は幸せと思ったらダメなんだ
耳を塞いで 、何も聞こえないようにした
そんな私に手を差し伸べたのは
はーちゃんだった
耳を塞いでいる私の手を優しく取って
隼「もう 、大丈夫だから」
と 、耳元で呟いて私の頭を撫でた
その優しい言葉を信じて
目の前にいるはーちゃんに
抱き着こうと手を伸ばしたら
はーちゃんから抱き締めてくれた
その温もりが心地よくて
私は涙が止まらなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
miki→(EXILE(プロフ) - さくらんぼさん» いえいえ！現実と比べてしまったのでホントにすみません！これからも頑張って下さい！ (2017年11月23日 21時) (
レス) id: b46e7e6aae (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - miki→(EXILEさん» 指摘ありがとうございます！読んでいただいてる方に少しでも良いと思ってもらいたいので次の更新から変えさせていただきます！これからも読んでいただけると光栄です！ (2017年11月23日 18時) (レス) id: a068583487 (このIDを非表示/違反報告)
miki→(EXILE(プロフ) - 急にごめんなさい！しかも現実と比べてしまって……さくらんぼさんの世界観もあるので直さなくても全然いいです！ホントに、黄色の王子様大好きです！これからも頑張ってください！ (2017年11月22日 17時) (レス) id: b46e7e6aae (このIDを非表示/違反報告)
miki→(EXILE(プロフ) - 黄色の王子様とても面白いです！ですがちょっと気になるところがあってそれが、亜嵐が涼太のことを呼び捨てじゃなくていつもくん付けなのでくん付けの方がいいと思うのと、涼太が龍友とか亜嵐に敬語だったんですけど、本来はタメだったのでタメの方がいいと思いました。 (2017年11月22日 17時) (レス) id: b46e7e6aae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくらんぼ | 作成日時：2017年10月28日 21時
