アサガオ

,39 ページ46

龍友side


食べてくるつもりやったから何もなかったけど鍋くらいは作れたから鍋にした。
とりあえず雨で冷めとる体あっためやなあかへんとおもって。

机にIH置いて鍋置いて皿とか色々出してきて準備できた。

着替え終わっているAを呼んで席につくと食べ始める。


『･･･何も聞かないの』


龍「話したくないことは誰にでもあるもんや。もちろんAもな？
やから、無理に聞こうとせんし、話させやんよ。

話したい時に話せばええ。」


『あり･･･がと。料理上手くなったね』


龍「は、はぁ！？なんやと！？前もうまかったわ！」


『確かに食べれるものだったけど
流石にカレーに大根は･･･』


龍「忘れろて！ほんま、恥ずかしいねん！」


『笑笑これからしばらく。お世話になるね。』


龍「かまへんよ。好きなだけおってええよ。出てくとしても逃げてくる場所にくらいはなる。
また、合い鍵作っとくで。ムリすんなよ。」


『ほんと、ありがとう。』


一滴の涙を流してそう言った。


玲於･･･



もう･･･容赦せぇへんからな。

,40→←,38

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す