【呪術廻戦】×【青の祓魔師】「呪霊と悪魔の間を(渋々)取り持つ話」 (ページ41)

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せっかくの休日を潰されてこっちは気がたってんだ。

言いたいことがあるから呼び出したんならさっさと勿体ぶらず全部言えよ。

そうイライラする本音を抑え込み
はァ、と1つため息をつく。

『だとしても、貴方がコチラ側に関与する必要も理由もないと思われるのですが。』

「確かにな、じゃが。
呪霊の他にも面倒なモノがでてきたとなれば気になるのが老いぼれの悪い癖でな。」

そーいう時だけ老耄だの老人だの使いやがって
バリバリ現役の呪術師が何を言う。

『そうですか。
ですがコチラにも守秘義務と言うのがあります｡ましてや貴方の場合虎杖同様殺しかねない。』

『どちらにせよ虎杖は私の大切な後輩であり
貴方の言う悪魔の子･･･燐は私の大切な生徒であり弟子です。』

『いくら楽巌寺学長とても手を出すというのであれば容赦はしない。』

「そうじゃの。
確かに関係ないわしは手を降すことは難しいだろう。だが、お主ならどうじゃ？Aよ。」

この人ちゃんと耳聞こえてるよな？

『先程も言いましたが、あの子達は私の大切な後輩であり弟子です。何故私があの子達に手を下せるとでも？あの二人に限らずですが。』

「なら、お主はどちら側じゃ？」

･･･。

『どちらも何も無いです。
私は貴方に着く気もありませんし
ましてや祓魔師などに深く首を突っ込む気はありません。
私は長期の任務として行ってるだけです。』

『なので、貴方自身の命を聞き入れる事はできません｡』

「･･･。」

『･･･基より、私は何色にも染まる気なんてないですよ。』

『面倒事は御免なんでね。』

そう言いきって学長室を後にした。