【あんスタ】明けない夜はない【人狼ゲーム】 (ページ9)

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みんなで騒いでいる間にも自分の部屋の前へ着いた。

『私の部屋はここですね』

羽風「Aちゃん。怖かったら俺が一緒に居てあげようか?」

『結構です。騎士たるものこの様な事で怖がっては居られないので』

瀬名「さっきまでビビってた癖によく言う」

『怖がってなどいません!』

瀬名「どうだかぁ?」

鳴上「もう、後輩を苛めるのも程々にしなさいよ?こんなんじゃ嫌われちゃうわよ?」

瀬名「クソガキに好かれても嬉しくもないけどぉ」

鳴上「そんなこと言っちゃって」

月永「わはははは☆セナは素直じゃないからな!」

凛月「んふふ〜、セッちゃんの恥ずかしがり屋さん♪」

瀬名「あんたらいい加減にしないとはっ倒すよ?」

凛月「こわぁい♪」

瀬名「ほんとっ………はぁ…」

みんなにからかわれて少し疲れてきたようだった。険しい顔をしつつも普段からのことなので諦めたような表情をしていた。

瀬名「まぁ、幸いユニット毎に部屋は近いみたいだし、なんかあったら声掛けに来な。一応あんたも女子なんだし。プロデューサーもね」

『は、はい。ありがとうございます』

凛月「本当、素直じゃないなぁ」

瀬名「いい加減怒るよ?」

衣更「凛月もいい加減にしろよ!先輩もすみません……」

『ふふっ、それではお先に失礼致します』

凛月「ス〜ちゃんおやすみぃ」

手を振って見送ってくれる凛月先輩。みんなに会釈をして自身の部屋へ入って行く。

バタンッ

最初に居た頃にはきちんと中を見てはいなかったがきちんとしたホテルの一室の様な間取りになっていた。数日間はこの屋敷に泊まることになるが不便ではなさそうだった。

『人狼ゲームですか……』

名前だけは知っているけれど実際にやったことはない。騙し合いのゲームとの事だけれど自分にきちんと出来るかが不安に思えてきた。

先程、広間で老紳士に貰った封筒。
この中に自分の役職が書かれているとの事だけれど難しいものでなければ良いのだが……

恐る恐る封筒を開け中身を確認した。

『これは……』

吹雪の中、聞こえるはずのない獣の遠吠えが聞こえた気がした＿＿＿＿

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時系列は「ズ！」です。
Music勢なのですがジンロウゲームの夏目欲しいけれど中々出てきてくれない……

1日目これでやっと終わりです。
人狼ジャッジメントはログで対話するゲームなので会話多めになります(今更)
次は役職一覧から入ります。
今後ともどうぞよろしくお願いします