検索窓
今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:40,071 hit

ー90ー ページ42

結局そのまま昼まで寝て、私は猗窩座と過ごす。


陽の光が入らないように徹底的に全ての廊下の障子を閉めて回る。


家が広いのはいいけど1人で過ごすにしてはちょっとな…。



猗窩座のいる部屋に戻り、着替えをしようと隊服を引っ張り出す。





A「いってて…」


猗窩座「すまない、やはり少しやりすぎたか?」


A「別に…やめないでって言ったのは私だし」


猗窩座「その…今日は鬼狩りに行かない方がいいんじゃ
ないか…?」




少し申し訳なさそうに猗窩座は私を見る。




A「ああ、さすがにな。でも、こっちのが動きや
すいから着替えるだけだ」



と、着物を脱ぐと…



A「んなっ…!?」



身体中に赤い跡が着いているのに今気づいた。




A「猗窩座…!これっ…!」



バッと思わず猗窩座を見ると彼はフッと笑った。



猗窩座「ああ、それは俺が付けた」


A「だっ…!付けすぎだろ!」



顔が熱くなる。



私がそう言うと猗窩座は着替えている途中だと言うのに私を抱きしめる。



猗窩座「いいだろう…俺はそれほどまでにお前が欲しか
ったんだ」


そう言ってまた吸い付く。



A「あっ、ばか…わかったからっ…」



猗窩座はゆっくりと私から離れる。



そして



猗窩座「それにAこそ俺になんども跡をつけたん
だぞ?」


A「え、うそ」



猗窩座「しかし俺は鬼だからすぐに消えてしまうんだが
な…」



それが少し残念だ、と猗窩座は言った。



え、全然記憶にない。



多分私、昨日途中で意識が途切れたんだろうな…。



鬼の猗窩座と人間の私じゃ体力だって全然違う。



私が意識を失っても猗窩座は体力有り余ってただろうし。


でも彼のことだからきっと私に無理させずにそのまま優しく寝かせてくれたんだろうな。





私はそっと猗窩座の頬に口付けする。



猗窩座「っ、A、」


A「まあいいや」



そう言って私が笑うと


猗窩座も笑った。

ー91ー→←ー89ー


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!

ラッキー漢字


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (138 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
163人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 猗窩座 , 鬼殺隊
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ななや(プロフ) - うさぎもちさん» ありがとうございます!更新頑張りますね♪ (2022年3月2日 17時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎもち - 続編おめでとうございます〜!大好きです!楽しみにしています! (2022年3月2日 15時) (レス) @page1 id: 3d47e5a306 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ななや | 作成日時:2022年3月2日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。