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第二章【合同任務】 ページ5

「彩夢さん!」


『ん?あ、かまぼこくん』

「竈門です!!」

『そうそう、かまぼこ君』

「か、竈門で…って、わざとですか!?」

『ふふっごめんごめん』

竈門くんは顔を少し赤らめて起こった。からかいがいがある子でもあるため結構お気に入りだ。そして隣には金髪の少年と猪の皮を被った少年。なんとも不思議なメンバーである。

『少年、名はなんていう?』

「ぁ、我妻善逸」

「嘴平伊之助だ!!!覚えとけ黒髪野郎!!」

「こらっ!!相手は柱なんだから口の利き方を弁えろ!!!」

「あ!!?柱ァ!?」

『…ははっ好きに呼んでいい』

「女の子みたいに綺麗な顔立ちですね…」

『………我妻善逸くん、もう一度その言葉を言ったら、駄目だよ?』

「ひっ…ご、めんなさいぃぃい!!!炭治郎ぉぉお!!何この人、めちゃくちゃ怖いんだけどぉぉ!!!?」

「ぜ、善逸が失礼なこと言うからだろう!?」

あまり女性みたいだと言われるのは好きじゃない。善逸くんに軽く注意したつもりだったが怖がらせてしまったみたいだ。
笑顔で言ったつもりだったんだけどな…。

『…よし、三人は任務かい?』

「あ、はいそうです!」

『そっかぁ、僕も任務あるから三人も気をつけてね』

「はい、さよなら!!」

手を振って歩き出す三人、僕も鴉に言われた任務へと向かった。今回は列車、という乗り物で亡くなっている人が多発しているらしい。柱を出動させるべきと判断した御館様に言われ、僕は列車を目指す。


『…これか、列車』


黒くて大きな乗り物、都会ならではらしい。田舎者の僕にとっては最初は驚いたが二回ほど乗ったことがある。
切符を持って乗り込む、刀は危ないため背中のマントに隠す。
乗り込むとすごく大きな声が聞こえた、この声に僕は聞き覚えがあった。

「うまい!うまい!!!」

『煉獄、何食べてるんだい?』

「む?A、うまいぞ弁当は!」

『あぁ、なるほど。僕も食べようかな』

「腹が減っては戦はできない!!沢山食べるといい!!」

『はいはい、煉獄は食べ過ぎだけどね』

煉獄と共にご飯を食べる、相席をしていると再び見覚えのある羽織が視界に入った。
そう、竈門くんが煉獄と僕に話しかけてきたのだ。どうやら、ヒノカミ神楽というものを知りたいらしい。
聞かない方がいいかと思い我妻くんの方に座った。窓から首を出す嘴平くんに煉獄が警告すると、怖いと叫び出す我妻くん。


「切符拝見します…」


駅員が切符を切った瞬間、意識が遠のいた。

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(プロフ) - 面白いです!続き待ってます! (8月13日 17時) (レス) @page14 id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - 面白い続きが観たい…ありがとうな (2022年10月31日 9時) (レス) @page3 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
松たけこ(夜桜)(プロフ) - 4869H.Kさん» ソッコーで直しました。ありがとうございます! (2019年12月29日 23時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
4869H.K(プロフ) - 細かいことごめんなさい。鬼殺隊です (2019年12月29日 22時) (レス) id: 7a8b945c7b (このIDを非表示/違反報告)
松たけこ(夜桜)(プロフ) - レイれいさん» ありがとうございます!!!嬉しいの一言です…! (2019年12月29日 1時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜桜 x他1人 | 作成日時:2019年8月29日 0時

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