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『しのぶ、蜜璃』

「なんですか彩夢さん」
「お、お久しぶりです彩夢さん!」

『二人はこの後予定あるかい?』

「私はないですよ」
「えっと、私もです」

『なら、甘味処に行かないかい?』

「いいですよ、甘いもの食べたかったので」
「…わ、私も行きたいです!!」

「…おい、彩夢」

『?…あぁ、伊黒さんも行くかい?』

「…行く」

『じゃあ皆で行こう』

しのぶ、蜜璃、伊黒さんと共に甘味処に行った。そしてそこには驚きの光景があった。
風柱、友人の実弥がおはぎを食べていたのだ。嬉しくなって駆け寄ると実弥は眉をひそめた。

『さっきぶりだね、実弥』

「…テメェ…おちょくりに来たのか」

『まさか、僕もおはぎが食べたくてね』

「…そーかよォ」

『うん、色んなおはぎがあると聞いてね。実弥はどれが好きなんだい?』

「…ん」

『おぉ、これか…あ、皆こっちに席空いてるよ』

「あら、不死川さん」
「きゃー!不死川さん!!」
「…ここで食うのか」


「おい、A…ここに座るつもりかテメェ」

『駄目だったかい?実弥と共に食べたいんだが…』

「………………………勝手にしろォ」

『ありがとう!』

渋々と言った表情でそう言ってくれた実弥、昔はあんなにトゲトゲしてたのに…。大分仲良くなれたみたいだ。
実弥の隣に座った僕とその真正面にしのぶと蜜璃、伊黒さん。
伊黒さんはしのぶとは相席したくなかったみたいだけど、蜜璃にお願いされて頷いた。
定員さんに皆で甘味を頼む。

『皆、おはぎ美味しいよ』

「あら、彩夢さん口についてますよ」

『本当?何処かな』

「彩夢さん、可愛いわ!ここについてますよ!」

『ん、ありがとう蜜璃!』

「い、いえ!!すみません、指で取るなんてはしたないですよね…!」

『いや、蜜璃の手は綺麗だね』

「へっ!!?…そ、そんな…ありがとうございます」

蜜璃が照れたからか頬を手で隠す。
しかし真っ赤な頬は隠しきれていない。その瞬間その横から殺気が溢れ出した。

「…貴様……彩夢…」


『…………もしかして、伊黒さんは蜜、んぐ!!』

「黙れ。それ以上口を開くな」

『むぐ、…ほわったほ…ひわはい』

「…」

『ぷはっ…全く、照れ屋なんだね伊黒さんは』

「彩夢さんは全く気づいてなかったんですね」

『うん、初めて知った』


「?、何の話ですか?」


『ふふっ…蜜璃が可愛いって話だよ』

「へっ!!?」

「貴様ァ…」


『おっと、僕はもう行くよ、じゃあね』


手を振り、皆と別れた。

第二章【合同任務】→←*



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(プロフ) - 面白いです!続き待ってます! (8月13日 17時) (レス) @page14 id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - 面白い続きが観たい…ありがとうな (2022年10月31日 9時) (レス) @page3 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
松たけこ(夜桜)(プロフ) - 4869H.Kさん» ソッコーで直しました。ありがとうございます! (2019年12月29日 23時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
4869H.K(プロフ) - 細かいことごめんなさい。鬼殺隊です (2019年12月29日 22時) (レス) id: 7a8b945c7b (このIDを非表示/違反報告)
松たけこ(夜桜)(プロフ) - レイれいさん» ありがとうございます!!!嬉しいの一言です…! (2019年12月29日 1時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜桜 x他1人 | 作成日時:2019年8月29日 0時

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