第10話お前にそんな過去があったとは……by角都 ページ10
翌朝、(人1)はリビングにみんなに集まってもらい、過去の話をした。
(人1)「わたしは……いつも一人ぼっちだった。里のみんなはわたしを恐れていたの」
ぺ「まさか(人1)が人柱力だっただなんて……」
小「……」
サ「幻の11体目の尾獣か……」
イ「10尾よりさらに強力な尾獣が存在していたのか」
(人1)「隠していたつもりはない。だけどね、人殺しの人柱力なんて……誰にも必要となんかされない……っ」
(人1)の瞳から涙がこぼれた。彼女はずっとこの心の傷を背負っていた。
ギュッ
(人1)「……っ!」
小「もう泣かないで、(人1)。大丈夫。暁は私たちは貴方を必要とする。いえ、必要なのよ」
(人1)「小南……っ」
小「ツラかったわね、ずっと。苦しかったわね」
(人1)「ひっく……うん……」
ぺ「(人1)」←シリアスモード
みんな「(うわっ、シリアスになった)」
ペインは(人1)に暁のマントと『空』の指輪を差し出した。
(人1)「これは……」
デ「みんながつけてるもんだ、うん」
鬼「マントと指輪は正真正銘暁の仲間の証です」
(人1)がペインを見上げると、ペインは微笑んだ。
ぺ「今までこれを渡さなかったのはまだお前が完全なこちら側の仲間じゃなかったからだ」
(人1)「え……?」
小「貴方の正体を貴方自身の口から聞いて、その上で改めて貴方を暁のメンバーとして認めることになっていたの」
飛「ゲハハハハッ、オレはもう(人1)は仲間だと思ってたぜぇ」
ト「ボクもっすよ♪」
角「決めるのはお前だ、(人1)」
ゼ「暁に入るかい?」
『ドウダ?』
(人1)「わたしは……」
やっと見つけた陽だまりのような場所。
温かい家族。
ずっと、ずっと、憧れていて欲しかったもの。
(人1)は目を伏せて、再び開き、ペインからマントと指輪を受け取った。
そして、笑った。
(人1)「入る。だって、ここは暁は今のわたしの家族だから」
みんな「……!」
ぺ「そうか。なら……もう遠慮はしなくていい。ここはお前の家だ」
小「改めてよろしくね、(人1)」
(人1)「うん^^」
デ「よかった、(人1)が笑ってくれたぞ、うん」
サ「そうだな……あいつかわいいな((ボソッ」
イ「もう一人のかわいい妹が出来てしまった」
鬼「イタチさん、そう言いながら団子に手を伸ばさないでください」
角「孫が出来た」←嬉しい
飛「よっしゃー、(人1)!儀式やろーぜ!」
ト「ちょっ、飛段先輩ダメっすよ!」
(人1)「あはは^^」
大切な場所。
第11話泣かないで……オレがみんな壊してあげるからby?→←第9話お前の過去編だぜぇby飛段
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おりん0202 - 初めまして!見ていてとっても面白いです!あのよかったら友達になりませんか? (2015年1月6日 7時) (レス) id: 56761dc035 (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - 楽しみです。 (2013年10月13日 20時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - ほんとですか!?更新頑張ります (2013年10月13日 17時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - わくわくしてますー (2013年10月13日 13時) (レス) id: a4068e100d (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - コメントありがとうございます^^ (2013年10月13日 13時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルナ | 作成日時:2013年8月14日 23時