NARUTO＊愛に飢えた孤独な少女＊ (ページ9)

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第９話お前の過去編だぜぇby飛段ページ9

ぺ「みんなー今日もお疲れ様！」

小「たまにはいいこと言うわね」

ぺ「ヒドイッ！」

サ「ん、おやすみ」

デ「旦那、メンテナンスやるのもいいけど休むのも大事だぞ、うん」

(人１)「夜更かしはダメだよー」

イ「寝るぞ」

鬼「おやすみなさい」

小「(人１)、一緒に寝ましょう」

(人１)「うんっ」

男たち「(羨ましい……)」

◇◇◇

＿＿＿＿『……………………』

＿＿＿＿『(人１)……』

また聞こえるこの温かい声……。

誰だろう？

とても大切な人だった気がする……。

夢の中で聞こえる声。

グシャッ

(人１)「……」

バシャッ

返して。

返して。

返してよ……っ。

？『思い出すな……』

心の奥から響く冷たい声。

？『お前は笑っていればいい。……なにも思い出すな。お前は悪くない……』

わたしは……、

？『あいつらが悪いんだ。あいつらがお前を裏切ったんだ。苦しかっただろ？ツラかっただろ？思い出すな……』

頬を伝う涙。

壊せ、壊せ、壊せ、壊せ、壊せ、壊せ、、

呪文のように繰り返し聞こえる声……。

？『オレになにかを願うなら(人１)を返せ』

血を、血が。

ああ、そうだ。

この声は、、

もう一人のわたし＿＿＿＿。

あの日、わたしは哀しみのあまり、、

"記憶を破り捨てたんだ"

(人２)『(人１)……お前が哀しむ必要はない。オレが全部、背負ってやる』

ダメ……………。

(人２)『(人１)を傷つける者、哀しませる者、泣かす者……オレが全部壊してあげる』

ダメッ！！

違うっ、わたしは……っ！

◇◇◇

小「……っ、(人１)っ！」

(人１)「！」

小「どうしたの！？真っ青な顔をして汗びっしょりで……急に呻き声をあげて……」

(人１)「……い、いえ、なにもありません……っ」

そのとき、涙がこぼれた。

小「……！」

(人１)「……」

小「(人１)」

ギュッ

(人１)「！」

小「隠さないで、話して。ツライことがあったんでしょ？デイダラが言ってたわ。最初に会ったとき、森の中で一人で泣いてたって……」

(人１)「……っく」

小「……(人１)。私たちはもう仲間よ。話してくれない？貴方の痛みは私たち暁みんなの痛みなのよ」

(人１)「……ありがとう。小南……」

小南「話してくれる？」

(人１)「小南……わたしは……、

自分の里を、二重人格に意識を乗っとられて、

みんな殺したの」