NARUTO＊愛に飢えた孤独な少女＊ (ページ26)

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第２６話オレたちにとってお前が大切なものだbyサソリページ26

とある森＿＿＿

コ「オズー、まだー？」

カ「うるせぇ黙れ」

コ「なっ！？カイルには言ってないじゃん！」

ラ「はぁ……」

オ「……止まって」

トンッ

ラ「どうした？」

カ「……２～３人、いるな」

コ「隠れてるの？」

オ「それで隠れてるつもり？出て来なよ。……ヴァニラ」

……シュッ

ヴ「……やっぱりバレてたのね」

姿を現した紅色の髪の少女と深くフードを被った二人。

オ「まさかとは思ってたけど、 "こっちの時代"まで追いかけてくるとはね」

ヴ「相変わらず本質が見抜けない……。
私が追いかけてきたのは貴方が目当てじゃない。彼女の居場所はどこ？」

オズは微笑む。

オ「生憎オレも今探してる途中なんだよ。ヴァニラ、そこをどいて」

ヴ「彼女をもう追いかけないならどくわ」

オ「じゃあ、無理なんだね……。ラグナ、カイルとコウを連れて一緒に行ってて」

カ「オズ！お前……っ！？」

オ「オレには(人１)が必要なんだ。……諦めるわけにはいかない」

コ「オズ……無理しちゃだめだよ」

ラ「行くぞ」

ラグナたちは瞬身で消えた。

ヴ「私とやり合うつもり？」

オ「うん。邪魔をするなら」

ヴ「……ジーク、シオン。あなたたちは戻ってなさい」

その場にはオズとヴァニラの二人が対峙。

オ「じゃあ、早く終わらせようか」

ヴ「そんなこと出来るとでも？」

オ「……((人１)、ごめんね)」

オズの身体から黒いオーラが吹き出し、背後から蛇のような鎖が現れ、彼の周りを覆う。

そしてその後ろには巨大な影が。

ヴ「なっ！？"それ"は！？なんで貴方が……！？」

オ「……行くよ」

オズは身の丈の高さ以上の巨大な鎖を呼び寄せ、ヴァニラに向かって走った。

◇◇◇

暁アジト

デ「ただいまー！」

サ「疲れた」

小「いい？クソピアス＾言＾？今度からは楽な任務だけを寄越しなさい？」

ペ「えっ！？」

小「そうすれば早く終わって(人１)を抱きしめられるでしょう？」

ペ「はい……(泣)」

角「今日はあんまり稼げなかったな」

飛「生贄ゲットだぜ☆」←

ゼ「ちょっ、それ」
『パクリ……』

イ「おい、(人１)！どうした！？」

全「？」

(人１)「……っあああ……！！」

胸が苦しい……！

鬼「大丈夫ですか！？」

小「(人１)しっかりして！」

◇◇◇

なにこの感覚……？

胸が締め付けられて、苦しい……。

確か前にもこんな風に＿＿＿

"誰かがわたしの力を使っている"＿＿＿

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