NARUTO＊愛に飢えた孤独な少女＊ (ページ25)

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第２５話オイラたちはいつでもお前の味方だ！うん！byデイダラページ25

翌日。

リビング。

ペ「はいは～い！(人１)とイタチと鬼鮫以外は任務だよ～！」

小「塵に等しい」

デ「クソリーダー、覚えておけよ！うん！」

サ「傀儡にするぞ」

飛「生贄にしてやる」

角「有り金全て寄越せ」

ゼ「リーダー、次は誰になるの？」
『分カラナイ』

ト「もお、面倒っすよー」

ペ「ちょっとみんな！文句たらたら言ってないでほらさっさと任務行った行った！」

小「クソピアス」

サ「てめぇも逝かせてやろうか？」

ペ「きゃあああああああっ」←

３人を除くメンバーが行った後。

イ「(人１)、どうした？顔色悪くないか？」

(人１)「そ、そうかな……？」

鬼「なにか作りましょうか？」

イ「頼む」

(人１)「……ねえ、イタチ」

イ「ん？」

(人１)「どうしても……どうしても大切で守りたいものがあって、それを守れる強い力を手に入れるために、なにか大切なものを失わなきゃいけなかったら……イタチはどうする？」

イ「……」

(人１)「急にこんなこと言ってごめん……」

イ「大切なもののためになにかを失うことをお前はどう思っているんだ？」

(人１)「……嫌だよ」

イ「人間は万能な生き物じゃない。大切なものを守りたいと思って失うものには、きっと意味があるのではないかとオレは思う」

(人１)「意味……？」

イ「誰かを、大切ななにかを守るために必要な強い力を得て、なにかを壊す。そのとき、力を手に入れたとき、自身を壊した、そう考えられないか？人間は欲望が強い。一つじゃ満足出来ず、次から次へとなにかに手を伸ばす。人間は万能ではないが、自分の夢や目標を叶える力は持っている。だが＿＿＿＿

"なにかを手に入れたとき、それはなにかを失っているときでもある"

力を求め、心を壊した奴は何人もいる。……オレの弟、サスケもその一人だ。
一族を滅ぼしたオレに憎しみや憎悪を向け、力だけを求め、愛情を忘れてしまった」

(人１)「愛情？」

イ「誰かを思いやる気持ちだ。オレへの憎しみ、殺意があいつを復讐者と変えた。……だが、一族を抹殺したのはオレの業だ。サスケに恨まれることは最初から受け入れるつもりだった」

(人１)「……」

イ「迷っているなら焦って答えは出さなくていい。これから新しい思いや答えが浮かぶかもしれないからな……。(人１)、これだけは覚えておけ」

(人１)「？」

イ「"力は一つだけじゃない"」

(人１)「……！」

"力は一つだけじゃない"＿＿＿＿？

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