NARUTO＊愛に飢えた孤独な少女＊ (ページ13)

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第１３話貴方を守るわby小南ページ13

ぺ「(人２)……もう一人の(人１)……！？」

(人２)『簡単に言えば、二重人格……かな？』

デ「(人１)を返せ！うん！」

小「(人１)になにをしたの！？」

(人２)『危害は加えていない。ただ、精神を借りた』

イ「借りた？」

(人２)『乗っ取った。それが正しい言い方だな』

サ「それで(人２)とやら、なんの用だ？」

(人２)『ただのきまぐれだ』

角「なんだと？」

(人２)『(人１)が１１尾の力が暴走して自分の里を潰したって言ったのを聞いたよな？』

ト「そうっすね、(人１)ちゃんはそれで一人ぼっちだったと」

(人２)『……それを聞いてどう思った？』

みんな「え……」

(人２)『……』

小「もちろん(人１)を守るわ！」

ぺ「(人１)は家族同然だ」

イ「一人にはさせない」

鬼「大事な一員です」

飛「一緒にいるぜぇ」

角「守ってみせる」

ゼ「(人１)だけに、」
『傷ヲ背負ワセナイ』

ト「みんなと同じっすよ♪」

(人２)『……お前たちは"アイツ"と同じだ』

ぺ「アイツ？」

(人２)『……オレはコイツの感情によって縛られている。憎しみが強くなればなる程、オレを制御するコイツの力は弱回っていく。……覚えておけ。(人１)は、お前たちが思っている程の奴ではないことを……。いずれ、(人１)は後悔する……』

小「なんですって！？」

(人２)『自分の"存在意義"に、な……』

スッ……

(人１)「ううっ……」

ト「戻ったみたいっすね」

小「(人１)、部屋に行きましょう」

(人１)「小南……わたし、なにを……？」

小「急に倒れたのよ。さあ行きましょう」

(人１)「うん……」

◇◇◇

ぺ「(人２)……もう一人の(人１)……」

イ「二重人格か」

サ「『"存在意義"に後悔する』……一体どういう意味なんだ？」

ト「憎しみが強くなればなる程あっちの(人１)ちゃんが表に出て来やすくなるんすね」

ゼ「びっくりしたね」
『マルデ別人ノヨウダッタナ』

デ「大丈夫だ！うん！(人１)はオイラたちが守るんだ！うん！」

ぺ「あの子には謎が多すぎる。１１尾の能力、(人２)の真実、そして……」

サ「(人２)が言い残した"アイツ"か？」

イ「(人１)と(人２)になんらかの関わりを持つ者……」

デ「(人１)に聞いてみればいいんじゃないか？うん」

イ「ほお、髷。お前にしてはいい意見だ」

デ「オイラは髷じゃねぇ！うん！」

角「孫は傷つけさせんぞ」←

飛「この際、オレと同じように不死身にするか？」

デ「死ぬに決まってんだろ！うん！」

シリアス→ギャグ