今日、処女捨てます。【高○】

２１話 ページ21

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「はい、これ。あげる」


宮地「なんだこれ」


「開けてみて」


宮地「蜂蜜持ったクマじゃん」


「宮地くんみたいじゃない？ぷっ」


宮地「おい、今笑っただろ？轢くぞ」



「まぁまぁ。有難く貰ってよ！」






高尾「A先輩ー！！」



教室のドアの方から和成が私を呼んでいた




「おはよ。どうしたの？」




高尾「先輩今日学食すか？」



「ううん、コンビニで買ってきたから違うよ」




高尾「一緒に昼食べましょーよー」




「別にいいけど」



高尾「よっしゃ！じゃ昼に迎えくるんで」







嬉しそうに帰る和成の姿を見て微笑ましかった






宮地「最近高尾とよく一緒にいるよな」



後ろから何やらニヤニヤ気持ち悪い宮地くん



「たまたまじゃない？」



宮地「ま、頑張れよ。高尾は大変だぞ」



ポンポンと頭を叩かれた。






この時私は ”大変” の意味さえ理解出来ずにただ和成にはまっていってしまっていた。

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