キセキの世代＋αと怪奇現象【黒子のバスケ】パート7 (ページ30)

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赤司家＝怪奇現象…28 ページ30

聞いたことある小さい子の声と近付いてくる足音

さっきレイアちゃんが『泉』って言ってたけど私はレイアちゃんと小さい頃会ってない気がするから同姓同名の別人かな？

レイア「泉、どうしたんですの？」

泉？「レイアちゃんの手伝いに来たwwww」

あっ、このテンションは私かもしれない

コッソリ見てみると青に近い黒色の髪の毛をツインテールにしたコバルトブルーの目の女の子が居た

小さい頃の私だよ！！完璧に

私、小さい頃にレイアちゃんと面識あったんだね

知らなかったお(＾ω＾)

いずみ「ナツ君にあげるんでしょ？」

レイア「そ、そうですわ/////ナツメに差し上げるんです/////」

レイアちゃん、もしかしてナツ君が好き？

いずみ「ナツ君の何処が好きなの？」

ストレートに聞くねwwww小さい頃の私wwww

だがナイスだ(￣^￣)b

レイア「ど、何処と言われましても……///////」

レイアちゃんはモジモジと薔薇を積んでいる

心なしか積み方が荒い気がするんだが…

いずみ「誰にも言わないぜ☆泉ちゃんに聞かせてごらんよ」

推定8歳の私は推定13歳のレイアちゃんに何て事を言ってんだ…

レイア「ナツメはカッコいいですし、私を何度も助けてくれましたの//////////」

やるなナツ君。流石天然たらし

いずみ「たすけるって？」

レイア「それはですね…/////」

えっ？こっから回想？過去編の中で回想！？

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【回想】

sideなし

藤宮家は昔から倒産寸前の財閥だった

財閥なのに倒産寸前の理由は簡単だ

当主であるレイアの父親が、まともに働きもせずギャンブルなどに明け暮れる生活を送っていたからだ

金は湯水のようにあったため、父親が使いまくっても減ることはなかった

だが、ある日少女が10歳の頃

藤宮家が好き勝手に金を使っているのに気付いた一般市民がレイアの父親を殺したのである

次期当主も決まっていないままレイアの父は他界した

するの、その日からチャンスとばかりに金目当ての強盗や盗賊、父親に何かをされたのか怒っている一般市民が藤宮家に押しかける

レイアと母親はマトモに外に出ることが出来ず日々、家の中で暮らしていた

レイア「お母様。お外で遊びたいですわ」

母親「我慢して」

レイア「つまらないです」

町中に広まっていく藤宮家の悪い噂

外に出れば殺されかねないのだ

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泉→現代の泉

いずみ→幼少の泉