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2話 ページ3

『あれ、君は__』


『確か、漣ジュンくん』


「そうっすよォ!なんで忘れてるですか」


『いや、忘れたわけじゃない思い出してただけ』


漣「それを忘れたって言うんですよ」

彼は漣ジュン、アイドルユニットEveに所属している所謂売れっ子アイドル
えっとそれでたしか、Edenって言うのにも所属してた気がする。
トリスタのサマライでちょっと仲良くなっただけだからあんまり覚えてなかった


漣「つーかなんでこんな時間に出歩いてるんすか」


『散歩してただけだよ』


『だから私はそろそろ御暇し漣「ちょっと待ってください」

手首を掴まれ反動で固まる


漣「さっきから隠してるっぽいですけど、泣いてるのバレバレですよ?」

漣「あと、その頬っぺの湿布どうしたんすか」

『別に!泣いてなんかないし』

『湿布は__なんでもない』

図星をつかれたのとびっくりしてしまったのでよりいっそう涙が出てしまう

あーぁせっかく隠してたのにこれじゃ意味ないよ
元から隠せてなかったぽいけど


『泣いてても、なくてもかんけーないじゃん』


漣「関係ありますよォお世話になってるあんずさんのお姉さんですし」


『ッ……』

あんず、あんずあんずあんず






もう疲れたよ
私、あの子のおまけでしかないんでしょ?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「あいつさぁあんずさんは革命起こしたりしてバタバタしてんのになんもできてないよなぁw」

「マジでそれなwwなんで恥ずかしいとか思わねぇの?」

「プロデューサーむいてないだろw」

「ほんとそれww」

「正直ーなんてゆーか」

「もう、こなくていいわ」


うるさい、うるさい、うるさい、うるさい、

私がいつも何してるか知らないくせに

あんずばっかり、あんずばっかり、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『、、、、、、る、、い』


漣「すいません。もっかい言ってくれますか?」


『うる、、、、、、、い』


漣「なに言ってるかわからな『煩い!!!!』


『みんなッみんな!あんずばっかり!』

『ほんとは!本当はみんな!どうでもいいんでしょ!?』

『だったらほっといて!』


漣「ッどうでも良くなんかないです!」

漣「何があったんすか!」

漣「話してください!」


『ちょ、やめ!離して!!』


いや、全然歯が立たん
男性の力とはすごいもので、ビクともしない
数分繰り返して全く歯が立たないため
大人しく抵抗をやめて話す事にした

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作者名:灯り | 作成日時:2022年4月19日 17時

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