【あんスタ】みどロイド、拾った。【男主】

告白 ページ41

「わっ…!」


「はぁ…やっぱり翠くんには敵わないなぁ…」


「A、さん…?」





翠くんが腕のなかでアタフタしてるのがわかる。

何だかそれが凄く可愛く感じてしまう。





「…本当に、俺なんかでいいの?」


「な、何回言わせるんスか…なんかじゃなくてAさんがいいんスよ…もう何回も言わせな…んっ!?」


「ん…」




翠くんの肩にうずくめていた顔を離し、彼の頭を片手で後ろから逃げないように支え、その綺麗な顔に近づける。




「ふぁっ…んんっ…」


「っ…」





どんどんと、俺の胸板を翠くんが叩く。

流石にやり過ぎたと急いで唇を離した。





「はぁはぁ…もうっ長すぎ…!意味わかんない…」


「ご、ごめんね翠くん!」


「突然なんなんスかっ…」


「翠くんが可愛かったから…あと、さっきの仕返し?翠くんからキスしてくれたの、なんかやり返したくなって…」


「っ!?…Aさんのバカ、最低、ケダモノっ…」


「だからごめんって…!」





翠くんは顔を真っ赤にしてぽかぽか俺の胸板を殴ってくる。

でもそんなのお構いなしにぎゅっと抱き締める。





「翠くん好きだよ…」


「っ…」


「だから俺と付き合ってくれませんか?」


「は、いっ…」





翠くんがそっと俺の背中に腕を回す。

それが嬉しくて抱いている腕に更に力を入れてぎゅっとした。

しばらくして翠くんが"苦しいっ離れて…"と言われるまでずっと抱き締めていた。









········

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