【黒子のバスケ】空と虹とそれからキセキ３【虹村修造】

103Q　カラフルとチートとそれから午後の部４ ページ8

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『ではではー♪ 張り切っていきましょうっ!!』

　パァン、と乾いた音が鳴る。

『さあ最初のトップバッターはやはり青峰君だああああああああ！ そのあとを西野さんが追いかけてますてかえマジ西野速すぎんだけど!? え!? 青峰の真後ろ走ってんの!?』

『改めて見ると西野さん、速いですね。めっさ速いです……』

『俺たちがビックリしてる間に二人が第一関門に到着しました！』

『あと忘れられていますが青峰君はテ◯プリの跡◯、西野さんはNAR◯TOのサ◯ラのコスプレをしています』

『さて、最初の関門はモノマネです。皆さんは自身のコスプレキャラの物真似を一つしてください。審査は俺と会長でおこないます』

『審査にクリアした人から次に進んでください』

「俺様の美技に酔いな！」
「しゃーんなろー!!」

『わーおー……』

『バッチシポージングまでしてくれましたね。しかも激似じゃないですか』

『文句なしの一発クリアです』

「しゃあっっ！」
「うっしっっ！」

『そして再び走り去る二人……ねえ会長、もうこのレースはあの二人が勝利でよくないですかもう次のレースいきましょうよ』

『まあまあ田中君、まだ第二関門、第三関門が残っていますよ。それに第二関門はある意味苦痛じゃないですか』

『ああ！ そう言えばそうでしたね！』

『そしてどうこうしているうちにまた二人が第二関門に着きましたね。えー、第二関門はパン食いです。手を使わずぶら下がっているパンを取ってその場で食べ切ってください』

『因みにパンはカレーパンです』

「会長！ これ昼飯食ったあと重くね!?」

『大丈夫です青峰君、君なら食べきれます』

「ったく、ふざけんなよ……」

「はあ、まあとりあえず食べるか……ぅっっっ!?」

「〜〜〜〜〜っっっ!?」

　カレーパンを口にした途端、青峰と西野が悶え始めた。

『あ、一つ言い忘れてました。カレーパンの中身のカレーは超激辛カレーとなっています』

『チリペッパー、レッドペッパー、ガラムマサラ、ジョロキア、ハバネロなどをふんだんに使い、最高級の辛さのカレーを使用しています☆』

『辛さは市販のルーより何百倍も辛いです。すぐ側にある給水テントの水はいくらでも飲んでくれてかまいません。頑張って食べ切ってくださいね☆』

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