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大切なものは_ ページ4
玄関で呆然としながら突っ立ってた
俺の手を取り、
2階に連れていってくれた。
そうして、座らせ母さんは部屋を出ていった。
何も聞けない状態だと判断したのだろう。
こんな世界、意味あるのかさえも分からない。
ずっと6人で生きてきて。
ワイワイガヤガヤやってきて。
有り得ねぇって思う事も沢山あったけど。
だけど、今思えば本当に楽しかった日々だった。
独り生きていたって何の意味もないんじゃないか。
もう、何も考えたくなくて眠りについた。
長く寝ていた筈なのに、不思議と目が冴えたりはしていない。
でも、
人の温もりが感じられないと、こんなに寒いのかと今気付いた。
本当に大切なモノは、無くなってから気付くって本当なのな。
なくなる前に、もっと早く気が付きたかった。
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加賀鬼 - マジ泣いた (2021年7月17日 0時) (レス) id: 259a94aa46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イチゴミルクティ。 | 作成日時:2021年1月10日 23時