_未確認生物 ページ12
「あぁぁ……
ごちゃごちゃグズグズ煩いですねぇ。
案内放棄してあげましょうか。」
いきなり現れた生物が呆れたように言う。
「グズグズなんて一言も言ってないけど。」
チョロ松の発言は華麗にスルーした
目の前の未確認生命体(生命体かは不明)。
すると目の前の者は不思議そうな顔をし、
「えぇっと……あの……
と告げる。
「「「「「存じ上げるわけないだろ。」」」」」
「いやぁ……頭にリングがついてて、
「君の頭についてるの蛍光灯?!便利だね!」
……違うの……蛍光灯じゃない……
それで、白い羽がついた……
「
誰がコスプレだと……怒」
「はぁ……天使ですよ、て・ん・し。
おとぎ話で見たり聞いたりしたことありません?」
しかし、そう告げる自称天使に5人は笑う。
「誰がそんなの信じるの……笑
あんなの信じるのはカラ松兄さんしか居ないよ。」
「今、目の前にいるんですけどね……怒」
ぶん殴りますよ。と、何とも物騒なことを言う自称天使。
「でも、なんで俺らはアンタと話をしてる訳。」
「そりゃあ、まぁ。
色々事情があったんでしょうよ。私は知りません。」
「質問を質問で返すなよ……!」
いつもの
「だから!
私は案内をしに来ただけなんですって!
あなた方の事情なんて知ってるものですか!」
「フッ、何処に案内してくれるんだ……
しかし、天使はかぶりを振る。
「……いえ、まだ言えません。
あなた方に未練があると、私の師匠は見込んでいるようなので。」
11人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
加賀鬼 - マジ泣いた (2021年7月17日 0時) (レス) id: 259a94aa46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:イチゴミルクティ。 | 作成日時:2021年1月10日 23時