最終日 ページ11
避けても、やっぱりプレーしている姿を見ると凄いと思ってしまう自分がいる事が腹ただしい。
『なんで…よりによって…』
赤「姉さん。」
『京冶…なに?』
赤「…木兎さんが呼んでる」
『はあ?なんでよー!!ったくもう!』
赤「素直に辛いって言えばいいのに…」
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及「ね〜えー、岩ちゃん〜なんで赤葦ちゃんまた冷たくなったの〜??」
岩「…言葉は一度言ったら二度と取り戻せないんだからな。クソ川。」
及「はあ!?そんなの分かってるんですけどー?!なに?お説教??」
岩「色々、あるんだろ、赤葦さんも。」
及「ふーーーん……」
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『ちょっと、木兎、どこまで行くの…』
木「なん隠してるだろ、A」
『えぇ?別にないよ』
木「目が泳いでる、それに髪の毛いじってる。あと、二日目までは試合の時髪の毛結んでた、三日目からぼーっとしてる。結んでない。」
…木兎のクセに…なによ、全く…
『…ちょっと、嫌な事あったというか思い出しただけ…だい、じょ…ぼく、と?』
木兎は、私を優しく包み込んだ。
木「泣きたい時は泣け…ってその、あかーしなら言うと思うし、みんなも、そ、そうだと思うから…そんでもって、Aはちぃせーし、ほら、木兎さんの胸を貸してやる!!!だから、泣きな??思う存分泣いていいぞ!!!!A!!!!」
『うわああああんんん!!木兎のクセになんなのよ!!ばかばかばかぁぁ……うぅ…』
木「俺はそのーなんだ、お前の弟みたくお前の繊細さっていうやつには気づけねぇけど、そのお前が変なのは分かるから、だから変だって思ったら声をかけようと思ったんだ…」
『変ってなによ、変って…ズビ』
木「へ、変っていうか、おかしい??いや、なんだろうな…うーーーん…ま、まあとりあえずおかしいなあとか腹痛そうな顔だったら、お前が泣きたい時なのかなあとか!!!」
『…クスッ木兎のクセに…生意気なのよっ』
木「ヘイヘイヘーイ!!じゃあ、これは貸しだからな!!!今日の夜の練習付き合えよなあ、あかーし!!!」
『はいはいはーい…ありがとね、光太郎。』
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作者名:御名環 | 作者ホームページ: http://uranai.nosv.org/u.php/hp/092710021/
作成日時:2018年2月24日 2時