31話 ページ32
あの後直ぐに甲斐田が着き、社長の話が終わったあと一応傷の消毒とかしてもらった。
甲「それにしても大変ですね…姉貴。不破さんがあまりにも執拗いなら言えばいいのでは?」
『別にそんなこと思ってないよ。むしろ可愛い普通に好き』
甲「それなら良かったです。……は?!?!!!!?
え、その好きって、え、?!?!」
『恋愛の方の好き』
甲「は、え、じゃあ付き合ったらいいのでは?!僕今すぐ不破さん呼びま『まって、甲斐田』…?」
『葵にも言ったんだけど、私を惚れさせる為にに頑張ってる湊の事見たいから、ね?』
甲「姉貴っぽいっすね!!!いや、僕これからにやにや止まらないかもです。…はい、終わりましたよ。すぐその程度なら治ると思います」
『ん、ありがと。まぁ優しい目でみててよ笑』
軽い治療が終わり、甲斐田とばいばいをして地下室へ行った
『ただいま。いい子にしてた?B国の人』
「…!!!なぁ、それで戻ってきてくれんのか?!早く決めなきゃお前の仲間が死ぬんだぞ?!」
『…は?』
「な、なんだよそんなに睨んで…!!!そんなもん怖くな…い…」
私は持ってたナイフをそいつの頭の横に刺さるように思いっきり投げた
『今、なんて言った?』
「だから、お前のせいで仲間が死ぬって…」
『んはは、そんなことよく分かるね。強さ知らないの?この国の』
「…?最弱国だろ?総統様が言ってたぞ」
『なーに言ってんの、''最強''な国だよ。聞いたことないの?ろふ国って』
「……はぁ?!いや、俺A国って言われて来た…のに…嘘だろ、終わった…」
『はぁ…いつまで経ってもくそ総統だね。いい?もうここの総統からは君を帰していいって命令出てるから、帰してあげる。あのくそ野郎にはこう伝えといて
''私があんたの首をとる''って。絶対言えよ、君はもうこの国には来んな。次来たら…ね?』
「ひ、ひぃ!!絶対来ません!!!」
『いい子。じゃ、門まで何もしないか監視のため私も行くから』
そう言って、B国の人を門まで見届けた。
私は自室に帰ろうと街の景色を見ながら歩いていた。
すると何だか聞きなれた声が聞こえた
「あ〜、ちょっと俺今から予定あるんだよね…」
女1「いいじゃないですか不破様!!今は彼女もいないんですよね…?じゃあ今から私といい事しましょ?♡」
女2「抜け駆けしないで!!不破様と過ごすのは私よ!!!」
--------
じすうつぎ!!!
34人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ななし | 作成日時:2023年2月18日 15時