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応援に来たいろんな人の声が飛び交う。
私もそのうちの一人である。
試合をみていると、隣から声が聞こえた。
沙羅「わたくし、Aさまも参加されると思っておりましたわ」
『まさか。私が運動嫌いなの知ってるじゃない』
何故か玉座のような椅子に座らされ、応援をしている私。
写真は撮られまくってるし、他校から来た生徒の視線は痛いし
何故か握手まで求められている始末。
うん、すごくここから立ち去りたい気分。
あまりにも人が集まってきてしまったため、
わたしの両隣には、生徒会黒板書記の一ノ瀬くんと安定の沙羅がいる。
一ノ瀬「にしても副会長さん、いつになく本気ですねー」
『3年は最後の球技大会だからね、本気で挑んで当然だよ』
バスケ部の主将である副会長さんは、さっきから何度もゴールを決めている
あの人顔が整っているほうだから、なにをしてもかっこよく見えるのである
副会長のファンの人なんかほぼ発狂している。
『なんか応援グッズとか持ってくれば良かったね』
沙羅「そうですわね、パネルなどを作らせておけば良かったですわ」
一ノ瀬「ふっふっふ、先輩たちがそういうと思って応援グッズ持ってきてありますよ!」
『おお…!一ノ瀬くんでかした!』
沙羅「…一ノ瀬のくせに、気が利きますわね」
一ノ瀬「え、待ってくせにってなに?」
一ノ瀬くんはポンポンとメガホンと黒いうちわを二枚出す。
…え、待って?ポンポンとメガホンは別にいいけどなにこのうちわ?
蛍光ピンクの文字シールで「副会長がんばれ♥」「副会長こっち向いて♥」と書かれている
『いやいやいや!なにこのうちわ!?副会長がんばれ♥はいいとして
副会長こっち向いて♥ってなに!?向こうは試合中だよ!?こっち向いたら負けるよ!!』
一ノ瀬「えー、だってこれしか思い浮かばなかったんですもん」
『いやもっと他にもあるでしょ…』
沙羅「感心した私が悪かったですわ」
一ノ瀬「え、ここに俺の見方いないの?フルボッコなの?」
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嵯峨野 繆謎(プロフ) - 続編にいけないのですが、もう完結なのでしょうか、、? (2020年4月22日 18時) (レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 (仮垢) - んんんんwwwwww確かにひびわただったらするなあwwwwwおもしろw前も読んだけどほんとおもろいw続き待ってます! (2019年2月22日 9時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 (仮垢) - 8の所…名前変わってない(( (2019年2月20日 20時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
めろ(プロフ) - 続編が読めません( ; ; ) (2018年10月16日 7時) (レス) id: dedbfedcbe (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - 綴のこと書こうとしたら先越されてたw 下と同じ意見です。 漢字難しいっすね…やっぱり。 (2018年2月18日 12時) (レス) id: f2643ccfd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あいす | 作成日時:2017年6月24日 19時