162.イチゴ味 ページ31
Aside
コーチにハサミを借りて、ガッタガタになりながら、ヒダみたいなところを切る…
…コーチ達は何かを察してるのか、それともただただ鈍いのかは知らないが、ただ2cmほどのビニールのヒダを切り取るだけに苦戦してる私の奇行を笑い飛ばしてくれる
…おかげで少し気持ちが軽くなった
A「…あと少し」
角名「…不器用すぎ」
A「うわっ!?ビックリした…」
危うく、持っていたハサミで自分の手まで切りそうになったよ…
A「…すなりんもポッキンするの失敗したの?」
すなりんの口に咥えられたポッキンアイス…
色はオレンジ…
角名「するわけないじゃないですか」
ほらって口から離したアイスの切り口は綺麗に半分こされた証…
角名「…俺、チューペット好きなんで」
A「…私だって好きだよ…でも今日はついてないだけ」
いつもならもっと上手く半分こ出来るもん
角名「…味、イチゴ取れたんですね」
A「…えっ?…あぁ、京谷くんと半分こしたんだ〜」
角名「…イチゴ味、1番人気だったから、ジャンケン争奪戦だったんですよ?…あぁ、そういえば京谷、ジャンケン負けた侑に半分こしてくれって頼まれてたけど、嫌って断ってましたねw」
A「…なにそれ…京谷くん、可愛いかよw」
ヒダみたいなところを、最後、チョキンッって切って、ガッタガタだが、ようやくアイスが食べれるようになった…
…てか、すなりん何しに来たんだろ
アイス咥えたまま、こっちをぼーっと見てるすなりん…
A「…ねぇ、なに見てんの?」
角名「…いや、Aあるのかなって」
注がれてるのは完全に私の胸…
A「…ド変態かよ!」
すなりんの腹にパンチをキメれば、コーチ達の笑いは一気に盛り上がる…
別にコントしてる訳じゃないんだけど…
ハサミをコーチに返せば、すなりんに手首を掴まれる…
角名「…ちょっと来て」
左手首…
…でも、全然嫌じゃなかった
ヒヤッとした感覚もあるのに、嫌じゃない…
連れてこられたのは、少し気持ちのいい木陰
赤葦くんと、研磨と、白布くんと、川西くんが休んでた…
角名「…連れてきたよ」
ということは、私をここに連れてくるために、迎えに来てくれたって事?
孤爪「…角名ありがとう」
赤葦「…ここどうぞ」
A「…あっ、はい」
赤葦くんと、川西くんの間に座らせてもらう…
なに?
2年生会議?
…私3年なんだけど
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晴希(プロフ) - あずみさん» あと、この「中身へのチェック」はあまりしない方が良いと思います。私は「直せるものは直す」という感覚で受け取りますが、別の作者様はそうではない人や、下手をしたら書くことをやめてしまう方も…。できるだけ頑張りますが素人の作品ですので大目に見てくださいね。 (2021年3月3日 0時) (レス) id: bed5b309a0 (このIDを非表示/違反報告)
晴希(プロフ) - あずみさん» それは、いつ、どのサイトを見たかによって変わってくると思います。作者はプロではない素人です。出版しているとか、購入したなどのお金の媒介があるものでしたら、たしかに問題がありますが、あくまでこれは夢小説です。無料サイトですので臨機応変にお願いします。 (2021年3月3日 0時) (レス) id: bed5b309a0 (このIDを非表示/違反報告)
あずみ(プロフ) - あの、すごく細かいのですが、138話の、「世界一競技人口が多いのはバスケ」とあるのですが、多分1番多いのはバレーボールだと思いますよ? (2021年3月1日 19時) (レス) id: 5f5c9d2831 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴希 | 作成日時:2020年5月16日 13時