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『っん………あ？？あ、電話か、』
疲れてぶっ倒れるようにして、そのまま寝てしまったらしい。
電話の音で目が覚めた。
隣では五条くんも寝ていた。
近くで見ると、本当に美人だなぁ…
自分の携帯を見ると、電話の主は補助監督さん。
十件近く着信履歴があった。
『もしもし、』
「雷電くんですか！？全然出ないので心配しました！
そちらは大丈夫ですか？」
『すみません、未登録の呪霊がたくさんいて連戦になってしまって…疲れて寝てました。』
「うーん……それは一応、大丈夫って事でいいんですよね？」
『あぁ、はい。
五条くん起こしたら戻りますね。』
「分かりました。」
俺の術式で焦げた窓から外を見ると、日が沈む直前だった。
補助監督さんのところまで、暗い中山道は歩きたくないし、急ぐか。
スヤスヤと気持ちよさそうに寝ている五条くんを起こすのは、ちょっと気がひけるが仕方がない。
肩を優しく揺すって声をかける。
『五条くん、』
「んぅ………ぁれ？雷電………」
『そうだ、雷電だ。起きれそうか？
もうじき暗くなるから、早くここを出よう。』
「おぅ……」
まだ少し寝ぼけている様子の五条くんを連れて、山を下り始めた。
『…なぁ、五条くん。』
「……なんだよ」
『ほんとにこっちであってるのか？』
「…」
途中から、完全に目が覚めた五条くんが、あっちだこっちだと道案内をしてくれた。
が、いつまで経っても麓に辿り着かない。
『もしかして君、方向音痴？』
「ちっ、違ぇし！！！！」
『じゃあどうして廃校の前に戻ってるんだろうなぁ？』
「……」
もう辺りは真っ暗だ。
一般人であれば、もう山の中を歩くのは危険だろう。
『なぁ、五条くん。
俺達、ここに来る前にご飯食べてからきただろ、お腹空いてる？』
「いや、別に…？」
『廃校だけどさ、意外と中綺麗だったし保健室もあったよな。』
「雷電お前、、まさか…」
ニヤニヤしてる俺を見て、五条くんも俺が何を考えているか察したようだ。
夏油くんはきっとこんな事提案しないだろう。
『帰って報告書書くのもダルいしさ、もうここに一泊しちゃおうぜ。』
五条くんにハイタッチの手を差し出して、その提案をする。
「〜〜っ！！！乗った！！！！」ﾊﾟﾝｯ
喜んで手を合わせてくれた。
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omiu8899(プロフ) - コメント失礼致します！悟かわいすぎて…攻め主最高です！更新楽しみにしてます！！！！ (2022年1月26日 23時) (
レス) @page39 id: 8cab90b17e (このIDを非表示/違反報告)
もりお(プロフ) - 悟可愛いすぎないですか？？めちゃくちゃハマりました。更新待ってます！ (2022年1月23日 22時) (レス) @page38 id: 528486578c (このIDを非表示/違反報告)
Amia(プロフ) - コメント失礼します！男主攻め最高です！！！神作すぎる！！hシーンがやばい！好き！更新気長に待ってます！！！れ！ (2022年1月20日 1時) (レス) id: a17ad9492d (このIDを非表示/違反報告)
ひつじ(プロフ) - コメント失敗致します！！イチャイチャ最高です……！！あと作者さんめちゃめちゃ画力高いですね…！！🤦🏻💞めちゃめちゃかっこいいです…。更新待っております…！！🌝🌝 (2022年1月17日 22時) (レス) @page32 id: 89115c5d0c (このIDを非表示/違反報告)
ロシナンテ。(プロフ) - イラスト控えめに言って最高です😭👏✨ (2022年1月17日 22時) (レス) @page32 id: 7c91679d8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんみ | 作成日時：2022年1月7日 1時
