特級術師、雷電先生【呪術廻戦】

13※甘々シーン注意 ページ15

・




悟をベッドに寝かせ、自分も隣に入る。

横になって悟の方を向くと、目があった。




「ねぇ、A」


『ん、なぁに』


「……」




目を合わせてじっと見てると、悟の顔がまたじんわりと赤くなる。




『呼んでみた、だけ？』


「っ、ちがう…」




口を開いたり閉じたり、ぱくぱくさせている悟を眺めていると、布団で顔を隠してしまった。





「ぁ、あした…なんにも、予定がない…っんだよ……」




顔は隠れているが、少し見える耳は真っ赤だ。

つまり、そう言うことか。




『〜〜ったく…君は……本当に人を煽るのが得意だな…

…最後まではやらないからな。
無理はさせたくない。』




布団を下ろすと、悟は熱を帯びた目でこちらを見ていた。

そのまま引き寄せると、俺の服を掴んで目を閉じる。

これも無意識なんだろうな…




「っ……んん、」



期待に沿ってキスをするが、当の本人は口をキュッとつぐんでいる。

舌で唇をトントン、と刺激してやると、色っぽい吐息を吐きながらうっすら唇を緩めた。




「ふぁぁ………っ、ん、…っぁ、んん、」


『んっ…ふ、悟、昔より敏感になったか？』


「っあ……それ、いうなぁ、」




普段とは全然違う、高い声。

なんだかんだ、キスに応えようと頑張ってくれるのが嬉しいし可愛い。




悟を押し倒す体制に変えて、上から浴びせるようにキスをすると、悟も、俺の首に腕を回してきた。




「ね、Aっ……触って、よ」


『だからな……ほんとうにっ、そう言うことは言わないでくれよ………』


「がまん、しなくていいのに」


『俺がよくないんだ。』





下から、悟の服の中に手を入れて腰のラインをなぞると、ピクッと体が小さく跳ねた。

そのままゆっくり手を上へ滑らせていくと、悟は細かい快感に体をよじらせる。

その間も、悟の口から耳の後ろ、首筋、鎖骨と順番に、悟の真っ白な肌に赤い跡をつけていく。




「ぁ…っ、Aっ……それ、、や…ぁ……」


『…っん、やめるか？』


「ちが……ぅん、そこっ…もどかし、ぃ」






とろとろに溶けた宝石のような青い目でこっちを見て、俺に必死に縋り付く悟が可愛くてどうにかなりそうだ。


ズボンに手を入れて焦らすように内腿を撫でると、腰を浮かせ俺の太腿に当ててきた。


・

14※→←12

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す