見習いってだけで… (ページ11)

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起きた頃にはページ11

ふて寝したせいで起きたのは草木も眠る丑三時です

いつもわ短刀たちがワイワイはしゃいで賑やか本丸も、
夜は静かでまるで別の本丸みたい

ギュルルル…

貴「お腹すいた」

部屋を出ても、ご飯を乗せたお盆はない
すでに引き下げた後のようだ

貴「どうしよう、」

厨に行っていいのか、
だがけどな…

ギュルルル

貴「……」

・・・・

結局我慢できずに、厨へきてしまいました、
だって仕方ないじゃん？
人間の三大欲求には勝てっこないじゃん？

貴「………」

……おにぎり作って食べよう
別に付け合わせも要らないし、

貴「すみません、ちょっとお米いただきます」

きっと炊いたであろう燭台切さんあたりに謝っておいた
本人の目の前じゃないけどね！←

貴「………よし、こんな感じか」

完成した、時間もかからないし、おにぎりって便利だよね、
考えた人天才、

…………早く食べよ

貴「いただきます」

そう手を合わせた時だった

？「おい、あんた！」

貴「((ブフっ！』」

え、誰！？

声のした方をみると、

誰だっけ……

えっと、……見たことあるんだよ！

あ、あれだよ！あれ！
ほら、初期刀で来るあの子、ほら！……布の！
えぇっと確か…なんだっけ？

貴「て、
……てるてる坊主？」

山「………」

何を言ってんだ私！
馬鹿か？馬鹿なのか？
絶対てるてる坊主じゃないじゃん！なんでこんな事言った！

山「……所詮俺は写し、名前も知らないか、」

あぁ～ほら山姥切さんネガティブ発動しちゃったじゃん！

って名前思い出した！

貴「いや、すみません山姥切さん…普段刀剣の方々と関わらないから名前忘れたちゃってて…」

はたしてこれで許されるんだろうか
頼む！正直な話山姥切さんの卑屈発言は勘弁してほしい、

……慰めるの面倒！←

山「いや、別に良い、
それよりあんたこんな時間に飯か？夕餉時にご飯は持って行ったが…」

貴「あぁ～…失礼ながら、少し眠ってしまってて…」

山「そうか、だが…その、おにぎりだけというのも、少し寂しくないか？」

貴「う～ん、まあ、あまり気にしませんが…」

山「俺が付け合わせを作ってやる、写しと言えど、これくらいはできる」

貴「はぁ……ありがとうございます」

どうやらここの山姥切国広は多少料理ができるらしい…

多少……