vsテンテン ページ7
テン
「最後はあたしね」
『女の子に手荒な真似はしたくないんだけどな』
そう言った彼女は、相変わらず自分から
攻撃を仕掛ける気はないようで
テン
(リサは、敵の動きを利用して戦う近距離タイプ。
馬鹿正直に間合いを詰めれば返り討ちに遭うのがオチね)
テンテンは三節棍を口寄せ、
一つに接合した
テン
「すぐにそんなこと言ってられなくなるわよ!
はあっ!」
振り下ろす
突く
薙ぐ
強気な攻めの姿勢に、
リサはついに避けずに受け止めた
テン
(よし!)
テンテンが接合を外し、
次の動きに移ろうとするが
とっさに三節棍を離し、距離を取る
『よく気づいたね。
私は本来中遠距離タイプだよ』
リサはバレないように
三節棍に血を這わせて
テンテンを拘束しようとしていた
『3度も同じ手にはかかってくれないか』
テン
(こうなったら…!)
テン
「双昇竜!」
数多の武器が、一斉に襲いかかり、
リサの姿は、粉塵によって見えなくなった
テン
「やった…?」
土埃が晴れる
ガイ
(血の壁か)
リサは血液を盾にして防いでいた
範囲は小さいが、しゃがみこんでしまえば
身を充分に隠せる程度の壁となっている
『!?』
突然爆風が巻き起こった
テンテンが投げた武具の一つに、
起爆札が仕掛けられていた
リサが軽く吹っ飛ぶ
ネジ
「少しやり過ぎだ、テンテン」
『…はは、やられたよ。
これなら多少危険でも
全方位の盾を造るべきだった』
威力は小さいものが使われていたため、
大した怪我にはなっていない
『負けたよ。降参だ』
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(作者)
みんな朝から本気過ぎだね
戦闘シーン楽しくて遊びすぎました笑
次回もよろしく
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作者名:じょうろ | 作成日時:2020年2月20日 22時