終結 ページ23
ネジ
(あとは、男一人だけだ。
しかし、あの鎧の正体が分からないまま、迂闊に手を出すわけには…)
『…あの鎧は、対月夜見用の鎧だと思う。
私は力が吸い取られるけど、君たちは大丈夫。
…だから、私に手を掛けさせたがるんだ。
絶望感も付与してね』
賊
「なんだ、気づいてたのか。
…作るのには苦労したさ。
月夜見については、詳しいことは解ってなかったからな。
だから、お前の母親を使わせてもらった。」
その言葉に、ハッとする
『まさか、母さんが死んだのって…』
賊
「ああ、俺が『やらせた』んだ。
まあ、お前が脱走したのは、誤算だったな。
お陰で、こんな山賊紛いなことをする羽目になった。」
『貴様…!』
彼女がクナイで自身の手首を切りつける
しかし、溢れてくる血は、
重力に逆らわずに滴り落ちるだけだった
『なんで…!?』
ガイ
「チャクラが回復しきっていないんだ。
さっき、俺の血を止めたので消費したんだろう」
『そんな…』
賊
「残念だったな!…と言いたいところだが、
そいつらの相手は骨が折れそうだ。
一旦出直すと…」
テン
「させないわ!」
テンテンが投げた鎖鎌が、男を正確に捕らえる
テン
「ネジ、お願い!」
ネジが、独特の構えを見せる
ネジ
「八卦六十四掌!」
男は、モロにネジの攻撃を受け、
そのまま気絶した
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作者名:じょうろ | 作成日時:2020年1月23日 21時