【NARUTO】月下の紅時雨 (ページ9)

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再会ページ9

サスケ奪還の一件も落ち着き、
みなが通常通り任務をこなせるようになった

しかし、度重なる打撃に、
未だ里の力は回復していない

そんななか、マイト・ガイの率いる
第三班が任務で火影室に呼び出された

ｶﾞｲ
「それで、今回の任務は？」

部屋に集まってもう幾分も経つのに、
一向に用件を申し付けないツナデに
痺れを切らし、ガイが尋ねる

ﾂﾅﾃﾞ
「まあ、そう焦るな。揃ったら伝えるさ」

揃ったら？

意味が分からず4人が首を傾げると、
ノックの音が響いた

ﾂﾅﾃﾞ
「来たな。入れ」

ドアが開くと、見覚えのある、
目元が印象的な少女が立っていた

少女は、開けるや否や、眉をひそめて尋ねる

『どういうことですか？』

驚いたことに、
彼女にも伝えていなかったようだ

ﾂﾅﾃﾞ
「日向ネジ、テンテン、ロック・リー、リサ。
お前らに、山賊討伐の任務を申し付ける」

つまり、5人での任務ということに…

『ふざけるな』

誰も、反応できなかった

気がつくと、ドアの前にいたはずの彼女が

ツナデの前の机に膝をつき

ツナデの首にクナイを突きつけていた