【NARUTO】月下の紅時雨

和解 ページ36

夢主視点

ﾈｼﾞ
「俺は、ずっとこの運命を
悲観して生きてきた。
運命は変えられないと言い、
取り返しのつかないことをしようとした」


ヒナタちゃんの話で感じた、
彼の、気持ちの変化…


ﾈｼﾞ
「しかし、ナルトに出会って、
運命は変えられると知った。
あいつは、俺を闇の中から救ってくれたんだ」


二人が、言っていたこと…


ﾈｼﾞ
「だから今度は、俺がお前のことを
闇の中から救ってやりたいと思ったんだ。

俺と同じ苦しみを持つ、お前のことを」



それが、契約を結びたがる、理由…



ﾈｼﾞ
「もう一度言うが、
俺はお前に命令をする気はない。
お前の運命を変えてやる。
そのためにリサ、俺と、血の契約を結べ」









なんだ、始めから









私のことしか、考えてなかったのか







暖かい何かが、頬を伝う









あーあー、こんなみっともないとこ、
《主人》には見せられないのに









それでも、私の意思では
到底止めることはできそうもなかった






彼は、私が泣き止むまで傍にいてくれた

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